「え?コラーゲンは食事から補えない!?」 美容専門医が教える効率的に摂取する方法って?

コラーゲンが豊富な食事というと、豚足や牛すじなどが思い浮かびますが、「コラーゲンは食事からほとんど摂取できない」という話も耳にします。それでは、加齢とともに減るコラーゲンをどのように補えば良いのでしょうか。美容専門医の黒田愛美先生によれば、キーワードは「トリペプチド」なのだそう。一体「トリペプチド」とは、何なのでしょうか。

この記事の監修者

医師黒田愛美先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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コラーゲンは食べ物からは摂取できない?

まったく摂取できないわけではないが…

コラーゲンは食べ物からは摂取できないと聞きましたがどうなのでしょうか?

 

「まったくとれないというわけではありません。ただ、効率と確実性を求めるならベストではないということです。

 

コラーゲンは、食べ物に含まれるたんぱく質を口、胃、消化管で分解して生成されますが、胃でたんぱく質を分解するだけでも3~4時間、小腸で8時間ほどかかります。また、食べ物を分解する能力、例えば唾液、胃酸、消化酵素の量や質も個人差が大きいもの。この時点で個人差が出てしまいます。

 

それからコラーゲンが生成されるのですが、食べ物から作られるコラーゲンは高分子、つまり大きいので体内に吸収しにくいのです。

 

腸内環境が完璧に整っている人なら吸収力も高いのですが、私のクリニックを受診する患者さんでは乱れている方が増えている印象です。せっかく生成されたコラーゲンも体内に吸収されない可能性があるのです。

 

そのため、食べ物からコラーゲンを吸収するのは、非効率で不確実な面があるとされているのです」(黒田先生)。

 

やっぱりサプリメントが良い?

コラーゲン分子

 

選ぶなら「コラーゲントリペプチド」

コラーゲンを効率よく摂取するには分子の大きさがポイントなんですね。

 

「コラーゲンはできるだけ小さい分子、つまり低分子でとったほうが、体内で吸収しやすくなります。

 

低分子のコラーゲンには『コラーゲンペプチド』と『コラーゲントリペプチド』があります。『コラーゲンペプチド』は食品に含まれるコラーゲンを低分子にしたもので、『コラーゲントリペプチド』はコラーゲンに酵素を反応させて分解して低分子にしたものです。

 

特に『コラーゲントリペプチド』は分子が小さく、ダイレクトに小腸で吸収されることがわかっています。

 

ちなみに『コラーゲン』とだけあるサプリメントは、食品から抽出した、高分子コラーゲンです。そのため、食べ物からとれるコラーゲンと効果は同じになります」(黒田先生)

 

 

効果を上げる摂取方法は?

サプリメント

 

ビタミンCと鉄の摂取も意識して

サプリメントを選ぶなら『ペプチド』に着目すると良いのですね。より効率的に摂取する方法はあるのでしょうか。

 

「コラーゲン生成は毎日繰り返されているので、まとめて摂取するのではなくこまめにとるのが良いでしょう。

 

また、成長ホルモンの分泌に合わせてコラーゲン生成が活発になることがわかっています。成長ホルモンがは夜10~2時や運動中に分泌が活発になるので、就寝前や運動直後にとると良いでしょう。

 

コラーゲン生成にはビタミンCと鉄が必要なこともわかっています。コラーゲンだけ、と偏らずにバランスの良い食事と栄養補給を心がけることが大切です。

 

そして大前提として腸内環境を整えることが大切です。腸内環境が乱れていると、せっかくの栄養も十分に吸収できなくなります」(黒田先生)。

 

まとめ

まず大切なのは腸内環境を整え、栄養バランスの良い食生活を心がけること。その上で、自分にとって必要な栄養素を効率的に吸収できると良さそうです。加齢とともに減るコラーゲン。積極的に補っていきたいですね。

 

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取材・文/mido

ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。

 

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