ミキさんが尋ねてきてから1カ月が経過したある日のこと。
マリコさんとハル君は公園に遊んでいました。
ハル君に水分補給をさせようと思い、カバンを見ると、水筒を忘れてしまったことに気付きます。
公園には親子連れも多かったため、ハル君を砂場に残して、足早にお水を買いに行くことに。
マリコさんが帰って来ると、「もらったぁ」とうれしそうにお菓子を見せるハル君。
誰にもらったのかを尋ねると、 「お兄さん」という答えが返ってきたのでした。
夫が帰宅すると、早速その出来事を話すマリコさん。
すると、夫は「タイミング的に絶対ミキだよ」と主張。
「今ここで電話する!」と言うと、ミキさんに電話をかけ始めて……!?
夫は電話越しに声を荒げて…
「結構きつく言ったから聞いてくれると思うけど、
念のため今まで以上にハルのこと見ておこうね」
夫の問いかけに対して「うん……そうだね」と答えたものの、マリコさんの心には不安な気持ちが残っていました。
それ以降は、何事もなく平和な日々を送っていたマリコさん達。
季節は進み、運動会シーズンに突入します。
ハル君が通う園の運動会当日は天気も良く、大盛り上がり!
マリコさん夫婦にとって、楽しい思い出がまた1つできたのでした。
しかし、夜夕ご飯を食べていると、ハル君が「お兄さんに会ったよ!」と、
突然言い出します。
「また何かもらった?」と夫が質問すると、
「ううん、手を振ってきた」とお兄さんが手を振ったマネをしながら
答えるのでした。
ハル君の衝撃発言には驚いてしまいましたが、何もなくて良かったですね。しかし、ハル君が言っている「お兄さん」とは一体誰なのでしょうか。皆さんはどう思いましたか?
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