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「アラフォーで謎の頭痛、古傷の痛みが…」原因は更年期ではなく…【体験談】

私はジブリ作品の「魔女の宅急便」が大好きです。その中で幼少のころから疑問に思っていたセリフがあります。青い屋根のおうちのおばさまが「お天気が良いのに足が痛むの」という言葉。なぜだろうと、当時の私は母に聞いたものの「大人になったらわかる」と言われたきり、結論は出ずに大人へ。そして40代を過ぎて、ようやく自分がその状況に出くわし、意味がびしびし理解できる毎日。天気痛と闘いながら過ごしている私の日常を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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「天気痛」という言葉を知った日

30代後半から、謎の頭痛や倦怠感が起こる日がありました。最初は寝不足や、体調不良なのかなとあまり深くは考えずにいました。

 

しかし年齢が上がるにつれて、30年前に大けがをした際の古傷が痛むようになってきたときにはびっくり。単なる体調不良ではないのではと思うようになり、整形外科を受診しました。レントゲンを撮っても異常なしで、早めの更年期という診断。関節や古傷の痛みはよくあることだと、処方薬も特になく帰宅しました。私も更年期なのかと思い事実を受け入れました。

 

しかし、それから数年たった40歳の春、子どもと書店へ行くと、新書の棚に「天気痛」と表紙に書かれた本があり、手に取って読んでみると当てはまることばかり。私の痛みも気圧の変化で起こる痛みだと思い至り、以来、セルフケアをおこなうようになりました。

 

とにかく耳のマッサージ

耳のマッサージイメージ

 

天気痛の本と出合い、読み進めていくと、天気予報で「気圧」と「耳の血行をよくすること」がキーワードだということを知りました。テレビの天気予報で、気圧という言葉を聞いたときには、天気痛に備えてとにかく耳を触ってマッサージをすることを取り入れました。耳が温かくなるまで触る、押す、引っ張る。完全に我流ですが、耳を触ることを心がけています。

 

私は過去にメニエール病で1カ月間歩行困難だったこともあり、耳に関しては自分でも弱い部位だと自覚しています。そのため、かつてないくらい継続して耳のマッサージをしています。まだ始めて2カ月なので、頭痛があるときにマッサージをしても、完全に痛みがなくなるくらいまでには達していません。

 

しかし、ある程度マッサージで痛みが抑えられているのを感じると、やはり謎の痛みは、更年期ではなく天気痛だったのだなと思いました。

 

 

ありがたい天気痛予報

ツイッターイメージ

 

私が出合った本の監修をしている方が、ツイッターで「天気痛予報」をしてくれています。以前は謎の痛みに耐えきれず、家事を放棄せざるを得ないこともありましたが、現在は天気痛予報により痛みに備えることができます。

 

翌日の天気痛予報で、気圧の変化がありそうなときは、あらかじめ頭痛がひどくなる前に耳のマッサージをしています。また、前日に食事の作り置きをして当日、さっと食事を済ますことができるように用意。古傷は痛くなるときとそうでないときがあるのですが、天気痛予報で気圧の変化がありそうな日は、痛くなる前に古傷を温めたり、露出する服を避けて生活したりすると、痛みがあるときでも軽く済んでいます。

 

また、極端に痛み止めの薬に頼ることが減りました。あの魔女の宅急便の青い屋根のおばさまも、きっと天気痛で痛めた足が痛んでいたのかなぁと想像。それを知った上で映画を再度視聴すると、子どものころに見た感覚とはまったく違う40代の目線で映画を楽しむことができて不思議な感覚でした。

 

まとめ

「天気痛」という言葉は、近年テレビなどでも取り上げられているようですが、私は本に出合うまでまったく知りませんでした。特に更年期に差し掛かる年代は、症状が似ているので天気痛なのか更年期なのかわからないこともあると思いました。いろいろと体に変化が出てくる時期なので、毎日の天気ともじょうずに付き合っていこうと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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著者:徳 衿唯

最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。

 

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