以前、ハル君が公園で遊んでいるとき、知らない"お兄さん"からお菓子をもらったことがあったのですが、そのことがマリコさんの頭をよぎりました。
「公園でお菓子をくれたお兄さん?」と質問すると、「うん!」と元気よく返事をするハル君。
突然のことにマリコさんと夫は困惑。
夫の前妻のミキさんが"お兄さん"の正体だと思い込んでいた夫は、ミキさんに怒りの電話をかけることに……!
その翌日、ミキさんがわざわざ家を尋ねてきたかと思うと、「自分じゃない」と主張。
「信じてもらえなくて結構ですので、息子さんのこと気を付けて見てあげて下さい」
そう言い残すと、すぐに立ち去って行ったのでした。
そして、その次の日のこと――。
ハル君のお迎えの時間になったころ、幼稚園から電話がかかってきました。
「え……何だろう?」
そう思い、マリコさんが電話を出てみると……!?
幼稚園から突然着信が! その要件とは一体……?
「今日ってお父さんがお迎えに来ますか?
お父さん名乗る方が迎えに来ているのですが……」
幼稚園からの先生の電話に青ざめるマリコさん。
「違います! すぐ行きます!」
そう言うと、ダッシュで園に向かいます。
(ハル……っ! 無事でいて!)
到着し、ハル君の顔を見ると思わずギュッと抱きしめるのでした。
安心したマリコさんはハッと我に帰ると、先生に男の存在を確認。
「あの……その男は?」
「お母さんと電話をしている最中にいなくなってしまって……」
ひとまずマリコさんと先生は、
場所を移して謎の男の件について話し合うことにしたのでした。
先生がきちんとした対応を取ってれたことで守られたハル君の安全。本当に何事もなくて良かったですね。警察に通報したとのことですが、早く犯人が捕まるといいですね。皆さんはどう思いましたか?
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