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「もっと入院させてもらったら?」娘を心配するがあまり母が衝撃発言! #乳がん絵日記 20

「乳がん絵日記」第20話。2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。こほこさんは右胸に浸潤性小葉がんが見つかり、右胸の全摘と同時再建手術を受けました。退院が近付いたある日、こほこさんがお母さんに電話するとまさかの発言が飛び出て……!?

この記事の監修者
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医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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乳がんが判明したこほこさんは、右胸の全摘と左太ももの自家組織を使った乳房の再建手術を受けました。手術の翌日には病室に戻り、毎日乳腺外科や形成外科の医師からの診察を受けていました。

 

術後10日たったころには右腕を上げない洗髪方法を看護師さんから教えてもらうなど、もうすぐ退院できる雰囲気が漂っていました。

 

退院が近付き母へ電話をすると…

入院してから約2週間、大きなトラブルもなく私はのんびりとした入院生活を送っていました。

 

仕事もせず、今まで見たかったドラマを見たり、好きな絵を描いたりして毎日過ごしていました。

 

#乳がん絵日記20

 

術後は毎日同じようなスケジュールで過ごしていました。

 

術後すぐは抗生剤の点滴をしていたのですが、術後3日目で終了したのでそれ以降は点滴はしていませんでした。

 

看護師さんが朝と夜に検温をしてくれたり、体液量の測定や洗髪と体拭きを1日交代でしてくれました。退院が近付くと、自分で洗髪する練習にも付き添ってくれてました。

 

回診は朝に乳腺外科と形成外科の先生がそれぞれ来てくれて、午後も手術の執刀医たちが来てくれたりしてました。右胸の再建した皮膚の一部が壊死してたので、その様子をこまめに見てくれていた感じでした。

 

普段と違ってたっぷりと時間があったので、映画やドラマを見たりお絵描きをしたり、本やマンガを読んだり外の景色を眺めたりとゆっくりした時間を過ごしました。

 

 

#乳がん絵日記20

 

左脚の管が抜けたら退院できると聞いていました。体液の量も少なくなり、そろそろ退院かも? と思い母へ報告しました。

 

コロナ禍だったので、がんになったことを報告したときから会っていませんでした。お見舞いはもちろん禁止。なので、私の様子がよく分からずとても心配していました。

 

母は退院後、実家で療養することを提案してくれたのですが、実家は遠方なので体調がどうなるかわからないので病院から離れるのは少し怖いと思っていました。

 

私の家に来てお世話してくれることも考えてくれたみたいなのですが、ちょうど新型コロナウィルスの感染者数が盛り返してるころで、母も無理はできない状態でした。

 

すると、母が「もっと入院させてもらったら?」とひと言。ホテルとは違うし延泊は難しいよ……と苦笑いしつつも、母が心配してくれていることはうれしかったです。

 

#乳がん絵日記20

 

私はたまたま空いていた個室に入院することができ、存分に病室をマイホーム化していました(笑)。

 

必要最低限の物をちょうどよい距離に配置して快適な生活を送っていました。普段の生活もこれだけあれば暮らせちゃうような気がして、プチミニマリスト気分を味わっていました!

 

コロナ禍だったのでレンタルパジャマ、レンタルタオル、使い捨て紙パンツを活用して荷物はなるべく少なくしていました。

 

病室の備品の中に鍵付きの衣装棚があり、それがとても便利でした。セキュリティボックスもあったのですが、スマホや財布しか入らず、iPadなどの大きめの貴重品は衣装棚のほうにしまっていました。

 

入院前は相部屋を想定して準備してたので、盗難防止用に鍵付きのスーツケースと、それをベッドの柵などにり付けられるチェーンの鍵も用意していましたが今回は不要でした。

 

 

#乳がん絵日記20

 

病院は誰でも出入りできるし、私もぼんやりしていろいろ紛失するかもしれないから貴重品管理には気を付けようと思っていました。

 

なのでまずは現金を極力持たないようにしました。病棟の自販機は現金専用だったので小銭を用意するけれど、売店での買い物は感染予防のためにも電子マネーを活用!

 

2週間も入院するので快適に過ごすためにiPadは絶対に持って行きたい物でした。

 

幸いにも個室に入院できましたが、入院前はどの病室に入院するかわからなかったのであれこれ対策を考えていました。でも、大部屋なら鍵のかかるロッカー、個室なら鍵のかかる衣装棚がありました。

 

個室を利用しましたが、寝るときはiPadを棚の奥に入れ込んで鍵をかけるようにしていました。というのも、自分が在室しているときは看護師さんや先生が入って来れるように部屋の施錠はしないようにしていました。

 

そしてトイレや給湯室行くときなど、ちょっとした外出でも部屋のドアを必ず施錠! コロナ禍で面会禁止だったので、知らない人が入って来にくい点は少し安心でした。

 

 

こほこさんは入院中の防犯対策として、個室の施錠や鍵付きの衣裳棚を活用していました。それ以外にもお金は小銭と電子マネーを使用できるよう事前に準備をしていたそうです。入院する部屋によっても、ロッカーやセキュリティボックスの大きさは違うのでどう防犯対応するかは難しいですよね。入院経験のある皆さんはどのように防犯対策をしていましたか?

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこほこ

    2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。

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