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離乳食開始。何を食べさせればいいの?離乳食インストラクターが教えます

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さんが、離乳食開始時の進め方をお話ししています。

離乳食のイメージ

 

こんにちは! 離乳食インストラクターの中田馨です。赤ちゃんが5~6カ月ごろになると「そろそろ離乳食を始めようかな」という時期ですね。

 

初めての離乳食では、何をどれくらい食べさせればいいの? どんな食材が食べられるの? と、わからないことだらけではないでしょうか。今日は、そんなママたちへの離乳食スタートの進め方をお話しします。

 

どんな食材が食べられるの?

離乳食初日。赤ちゃんはどんな食材から始めるのが良いのでしょうか? 赤ちゃんは、これまで母乳や育児用ミルクしか口にしたことがありません。体にとってやさしい食材・かたさ・形状のものを与えなければいけません。

 

厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」では、おかゆ(米)から始めると書かれています。おかゆと言っても一般的な五分がゆではなく、米1に対して水10倍で炊き上げた10倍かゆをさらにすりつぶしたものを与えます。

 

おかゆに慣れたら、じゃがいもや繊維の少ない野菜、果物と進めていき、初期の後半になると豆腐、白身魚も食べられるようになります。

 

どれくらいの量を食べるの?

離乳食初日は、おかゆを小さじ1。おなかに負担をかけてはいけませんので、これ以上与えるのはやめておきましょう。小さじ1を2~3日続けて、その後徐々に増やしていきます。


2週間目からは大さじ1程度のおかゆに野菜をプラスします。野菜も小さじ1からスタートです。1カ月かけて、おかゆ大さじ2、野菜大さじ1程度まで増やしていけるといいですね。2カ月目からは、豆腐にチャレンジ! 豆腐も小さじ1からスタートします。

 

注意することはある?

離乳食初期に注意するポイントです。

 

離乳食は食べる練習

今まで、母乳やミルクしか口にしたことのない赤ちゃん。今は、「食べる」練習をし始めたところ。食べる量は少なくても大丈夫。途中で食べることをいやがったときはは母乳やミルクを満足するまで飲ませてあげてくださいね。

 

新しい食材は平日に食べよう

新しい食材を食べるときは、何かあってもすぐに行けるように、病院が開いている時間に食べると安心ですね。

 

食べたあとは体調に変化がないか様子を見る

初めての食材を食べたあとは、赤ちゃんの体に変化がないか様子を見てあげてくださいね。顔が赤くなる、発疹が出る、吐く、下痢をするなどの症状があった場合は、医師に相談しましょう。

 

赤ちゃんとの離乳食タイムがママにとっても楽しい時間になるといいですね。


保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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