クックパッドベビーをご覧のみなさん、こんにちは。私は日本で出産し、その後フランスに数年間在住、現在は北欧で子育てをしています。今回は、寒い冬に食べたい、旬の野菜を使ったコラーゲンたっぷりのスープのおすすめです。北欧の旬の野菜もご紹介します。
寒い北欧の冬に食べたいスープ
寒い北欧の冬、最高気温もマイナスの日が続きます。そろそろ、外で雪遊びを思い切り楽しんだ子どもが帰宅する時間です。そんな寒い季節に家族で食べたいのが、ブイヨンで煮込んだ野菜のスープです。
骨と皮付きの鶏肉を入れればコクのあるダシが出て、コラーゲンもたっぷり。 ママの美容にもおすすめのメニューです。野菜は冷蔵庫にあるもので大丈夫。冬に旬を迎える根菜類もたくさん入れて季節感のあるスープにしたいですね。
しょうがパウダーでポカポカに
味付けはお好みのブイヨンと塩胡椒でシンプルに。ことこと煮込んだ鶏肉は、ブイヨンがたっぷりしみ込んでほろほろと柔らかくなるので、子どももたくさん食べてくれます。
野菜を切って煮込むだけの簡単メニューなので、忙しいママもうれしいですね。寒い季節に冷えが気になるママは、盛り付けたあとに自分の器にだけ少量のしょうがパウダーを加えてみてください。しょうがの風味がいいアクセントになって、ポカポカ温まりますよ。
北欧の大きなカブ
スープに入れるとおいしい、北欧の野菜をご紹介します。「コールロット」と呼ばれる大きなカブの仲間です。このコールロット、大きいものだとひとつ2㎏近いものも。
小さめの方が、煮込んだときにやわらかくなっておいしいです。中は黄色く、加熱するとホクホクでやさしい食感になります。現地では主に茹でてピューレ状に潰したものを肉料理のつけ合わせにするのが一般的。我が家では甘酢漬けにも大活躍の野菜です。
寒い季節に家族で食べたい、あったかスープをご紹介しました。野菜も鶏肉もやわらかいので、キッズにも食べやすいメニューです。薄味に仕上げれば、野菜の持つ自然の甘みが感じられますよ。(TEXT:会津ちよこ)