(C) 1988 Studio Ghibli
2歳ごろになると、だんだん物語の楽しさがわかってきて、長編映画なども少しずつ興味を示すようになってきますね。まだ意味や内容はわからなくても出てくるキャラクターが好きになる最初の時期ではないでしょうか?わが家では、好きなキャラクターで「作る楽しみ」に挑戦しました。
どんぐりトトロ
秋になると子どもたちは一生懸命どんぐりを拾います。拾ってきたどんぐりでなにかできないかと考えていたら、こんな楽しい工作があったので一緒に作ってみました。材料はどんぐり、木工用ボンド、カッター、白と黒の油性ペンです。
どんぐりの皮をむいて、カッターで耳を作ります。どんぐりに目と鼻、ヒゲなどを油性ペンで描きます。先の尖った方に耳をつける切り込みを少し入れて耳を刺します。木工用ボンドで耳を固定して完成!
自然素材だけで作ったアートなトトロ
こちらは木の枝や木の実、種や木片など自然素材だけを使って作るアートのワークショップで作ったトトロです。まだ小さなお子さんにはパーツを選んでもらう作業をやってもらって、貼ったり並べるのはもう少し大きな子がやりました。
出来上がったトトロはひとつずつ表情も違い、眺めているだけで幸せになるような素敵な作品となりました。公園などで面白い形の木の実や使えそうなものがあったら拾ってくるクセがつきましたよ。
トトロのケーキ
こちらは市販の丸いスポンジを切ってトトロの形にしてから、チョコクリームと生クリームを絞ってのせていくだけの簡単なケーキです。作っているそばから食べたがってはいましたが、出来上がったのがトトロと知ってとても喜んでくれました。
作り方は丸いケーキスポンジの両側を台形に切り落として、切った部分から耳を作ります。スポンジを並べたらハチミツかシロップで貼り付けます。あとはひたすらクリームを絞ってのせるだけ。
気がついてみると、子どもと作ったトトロはいくつもありました。単純な形だから作りやすい、というのもありますが、ものを作る楽しみを小さなうちから知ってもらういい機会になりました。(TEXT:山田孝子)