もうすぐ3歳になるお子さんをお持ちのご家庭は、子どもを預ける先について幼稚園にしたらいいか、保育園にしたらいいか悩む場合が多いと思います。保育園は共働きの家庭、幼稚園は専業主婦の家庭と考えがちですが、実際はどうなのでしょうか?
専業主婦だと幼稚園しか選べない?
保育園は、共働きの核家族が利用するというイメージですが、いくつかの条件を満たせば専業主婦の家庭でも利用できます。わが家の場合、両親と同居をしていますが、両親とも65歳以上なのでOKとなり、保育園に入園することができました。
ほかのママさんによると、妊娠中や乳幼児を育てている家庭でも、利用することができるようです。また、今は専業主婦の方でも仕事を探す場合、「就職活動中」の証明をすれば申請できるようです。
幼稚園または保育園の選び方
わが家の場合、近くに幼稚園がないことや共働きであることなどから、保育園に通わせることに決めました。まず行ったのは、実際に園に足を運ぶこと。入園前の夏前にネットで目ぼしい園を調べ、夏にいくつかの園に電話して来園し、園長先生たちと話をしました。
幼稚園の場合も当てはまると思いますが、園によって方針や力を入れている分野が違うので、実際に目で見て子どもに合う園かどうか感じることが大切だと思います。
入園までの手続きについて
入園したい保育園が決まったら、保育園から申請書一式を貰い、必要書類を準備して11月に市役所へ申請しました。園への入園が決まったら、入園通知が届き、入園前に保護者説明会がありました。
その際に、入園で必要な用品の説明や販売についての話、園での生活の話があったのでわからないことも質問できてよかったです。一度、市役所に申請して通れば、2年目以降は継続申請書を園を通して提出し、利用することができました。
子どもを通わせるのが幼稚園であっても、保育園であっても、まずはいくつか候補を挙げて訪れてみることが大切だと思います。園に通う子ども達の様子を見たり、先生たちに会ってみることが、いちばんの判断基準になると思います。(TEXT:石原みどり)