娘と長い時間を過ごすなかで、夫は少しずつやさしさを取り戻し、娘に向き合うようになったものの、今後どうするのか妻はまだ決めかねていた。
ある日の夜、夫は「育休を取る」と話していたのに、仕事を優先して育休を取らなかったことを謝った。しかし、妻は「社内の雰囲気的に難しかったってわかってる」とそこに対して責めることはなかった。
「カズ君だけが悪かったわけじゃないとも思ってる」
父にキツイ言葉を投げられても、言い返さずに黙って耐えるだけだった母。そんな自分の両親の関係性を見て育った影響で、自分も母のようになってしまっていたのではないかと言う。
幸せなはずなのにモヤモヤしていた……
「本当なら幸せいっぱいなはずなのに、ずっとモヤモヤした気持ちを抱えてた」
赤ちゃんが生まれたあとも家庭のことに目を向けようとしない夫に対して。
そして、それを伝えられない自分自身に対してモヤモヤした気持ちを抱えていたと、思いを夫に伝えた。
「伝えることを諦めてたんだ……」
妻が夫に伝えることを諦めてしまっていた、そのワケとは?
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言い方の問題が〜ってのは、論点がズレてしまうので言及しないけど。
何にせよ、お互いが自らの行いを反省して先へ進もうとしているのは、とても良い兆候ですよね。
そうやって、お互いに刺激し合える関係って素敵だと思います。
先が気になるから新着は読むようにしてるけど…この話のメインはここなの?ってくらい大事そうに描きますね
過去の話ばかりで、前に進まない。過去に囚われやすい性格なのか(作者の)?