そんなこともあり、育児を通して心身ともに参ってしまったぼめそさん。
ぼめそさんのことを気にかけていた旦那さんは、1カ月健診に一緒に付き添うことに。
健診当日は2人で病院に行き、ぼめそさんが質問票を記入すると、いよいよ問診がスタート。
看護師さんや先生の問診を通して、自分の症状が「産後うつ」だと告げられると、ずっと探していた最後のパズルの1ピースを見つけられた感覚になり、安心することができたのでした。
先生は病気についてや入院の必要性、今後のことなどを伝えるのですが、ぼめそさんはどこか上の空でした。
その様子に気付いた先生は、「旦那さんに話さないといけないけど、どうする? 難しそうなら僕から話すよ」と言ってくれました。
「はい、お願いします」
ぼめそさんはそう答えると、さっそく旦那さんを呼んでくるのですが……!?
先生が産後うつのことを旦那さんに話してくれて…
「先生呼んでるから行って欲しい」
ぼめそさんがそう伝えると、泣いていることに気付いた旦那さん。
「待って、俺行って大丈夫なの?」
「私は大丈夫だから、行っていいよ」
「分かった。行ってくるね」
そして、先生からぼめそさんが産後うつであることを聞かされたのでした。
こうして入院が確定し、入院日当日を迎えることに――。
病院に向かう前に「行って来る」と伝えたぼめそさん。
すると、「ちゃんと気付いてあげられなくて本当ごめん……」と
旦那さんは謝罪の言葉を口にするのでした。
ぼめそさんの入院が無事に決まり、また旦那さんにも現状が伝わって本当によかったです。入院することで、少しでも症状が良くなって、ぼめそさんが精神的に落ち着きを取り戻せるといいのですが……。皆さんはどう思いましたか?
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