夜ご飯はお姉さんが外へ買いに行ってくれて、魚田コットンさんはひとり家で待っていました。夜にひとりになりたくない魚田コットンさんでしたが、お母さんへ「夜に仕事へ行って欲しくない」というわがままを言うことはできませんでした……。
忙しい母は姉妹を置き去りにして…
当時住んでいた家にはお風呂がなかったため、近所の銭湯へ通っていた魚田コットンさん一家。
お風呂に入るのは面倒で好きではなかった魚田コットンさんでしたが、銭湯の広い湯船は嫌いではありませんでした。
しかし……
「あっやば! もうこんな時間や。お母さん仕事遅れるから、先行くね!」
「これハイ、夜ごはん。じゃあね!」
お姉さんにお金を渡して先に銭湯を出てしまうお母さん。
こんな日は、帰りに2人で近くのコンビニへ寄り、各々好きなものを夜ごはんとして買いました。
「またそんなのばっか買って! もっと違うのも食べよ!」
お母さんがいないと、少し厳しくなるお姉さん。
そうしてまた2人で夜道を歩いて帰るのですが、これはまだマシな日だったのです……。
お姉さんは“お母さんの代わりにならなきゃ”という気持ちからか、少し厳しくなったり、妹の食事のバランスを考えてくれたりして、思いやりがありますね。
しかし、中学生のお姉さんがいるとはいえ、未成年の子ども2人に夜道を歩いて帰らせるとは……事件や事故に巻き込まれる可能性があるので危険です。そういったことは、出来る限り避けたいですね。
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