限界が来ていたのははちみつこさんだけではありませんでした。ある月曜日、出勤日なのに谷先生が保育園に来ません。谷先生の家は保育園から近いため、森先生が家に行こうと思って電話をかけたのですが「はち先生と話したい」と言うばかりで……。
もう無理かもしれない
谷先生の家に話を聞きに行くと、謝罪と共に「初めて無理かもしれないって思ってしまって……。やっぱり、黒井奈保育園って変なんですか?」と聞かれたはちみつこさん。
以前、働いていた保育園の休憩の様子を話しました。
思い返すと、前の保育園の休憩中も働いてはいましたが、1時間を自分で好きなように過ごせるだけで「休憩したー!」という感覚はありました。
黒井奈保育園はトイレ以外部屋から出られず、トイレ掃除をしたり、起きてしまった子どもたちを寝かしつけたり。
「はち先生、私……」
はちみつこさんの嫌な予感は当たってしまうのでしょうか。子どもたちの為に働いている保育士さんの労働環境が改善されると良いですね。
▶▶▶今年最も読まれたマンガ「べビカレ大賞」発表!全話無料で読める!
2022年に公開された325作品のなかから第1回「べビカレマンガ大賞」が決定! 全記事無料でイッキ読みできる♡ 栄えある大賞作品マンガは……!?
-
前の話を読む11話
「限界を感じていたのは私だけじゃなかった…」しっかり者の同僚がいきなり… #ブラック保育園辞めました 11
-
次の話を読む13話
「自分のような子どもを減らしたい…」思いとは裏腹に園児からは拒絶され思わず… #ブラック保育園辞めました 13
-
最初から読む1話
「たった3カ月で退職することになるとは」希望に満ちた新職場でまさかの…. #ブラック保育園辞めました 1