ユウコさんは、幼稚園のボスママ・マサエさんのことを、大学時代の友人であるトモコさんに話しました。幼稚園で気に入らないことがあっても、自分では決して動かず、周りをうまく使って指摘させるマサエさん。そのことを聞いたトモコさんは「それ、トモハラだよ!」とドン引きしている様子。「トモハラ? 初めて聞いたよ」。ユウコさんが知らなかった“トモハラ”とは……!?
「私たち友だちでしょ?」の圧力で、他人を追い詰める…
「完全にトモハラじゃん!」
ユウコさんは初めて聞く“トモハラ”という言葉に驚きます。
「『私たち、友だちでしょ?』を盾にジワジワ追い詰めてくる感じ」
「マサエさんにお願いされると断れなかったり、嫌なことも笑ってやり過ごすでしょ?」
トモハラ=友だちハラスメント。マサエさんと周りのママたちの関係そのものでした。
「仲良くなりすぎる前に、適度な距離をとることをおすすめするよ」
そうアドバイスをくれるトモコさんの言葉に、気づかされる部分がありつつも、ユウコさんとしては子どものことが気になります。
「気まずくなっちゃって、子どもたちの関係に響くと嫌だし……」
ユウコさんはわが子を思う気持ちから、簡単にマサエさんと距離を置くことはできません。保育園を利用しているトモコさんの場合、ママ同士の関係はあっさりしているそう。
「ママ友ハラスメントかぁ……。幼稚園は帰る時間も早いし、どうしても関係が密になりやすいのかな」
ユウコさんはすっきりしない気持ちで、電話を切りました。
ママ友との関係が親密になればなるほど、悩みのタネが出てきてしまうのかもしれません。もちろん、ママ友付き合いは良い面もたくさんありますが、子どもを介した関係だからこそ難しい面も多いのはないでしょうか。そんなとき、ユウコさんのように、相談できる友人や家族は、心強い存在ですよね。ママ友との世界だけではなく、さまざまな間柄の人間関係があると、心の余裕が生まれそうですね。
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作画:松本うち
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