「りこちゃんのことなんだけど!」降園後のスーパーで、鼻息荒く話しかけてきたミカさん。りこちゃんは、ミカさんの娘・みきちゃんが持ち物を隠してしまったお友だちです。「あれどう思う? みきが隠したことは間違いないんだけど……」ミカさんの言葉に、ユウコさんは開いた口が塞がりません……。
わが子を無理のある理由でかばうママ友…
「みきが隠したことは間違いないんだけど、本当はりこちゃんにも原因があって、そのことで誰かに命令されたんじゃないかな」
「そう思うでしょ?」
子どもをかばうため、そして自分の育児は間違っていないと言い聞かせるかのように、ミカさんは無理な理屈で、ユウコさんに同意を求めてきます。
「どっちにしても、子どもと向き合ういいきっかけになった思うよ」
ユウコさんは呆れながらも、ミカさんにそう伝えると、一瞬の沈黙……。
そして、「そうだよね、マサエさんみたいな、いい友達がいてよかった!」と幼稚園でマサエさんからもらった言葉を思い返し、感謝するミカさん。
翌日から幼稚園では、マサエさんのご機嫌とりに必死なミカさんの姿が。
「元気ないね。鉄分とるなら、ほうれん草がいいよ」
「悩みごとがあったらいつもで相談のるよ」
……数日後、見かねたマサエさんは。
「最近、ミカさんちょっとうざくない?」
「ほらね……」
もともと陰口の多い、マサエさん。ユウコさんの悪い予感は当たってしまいます……。
無理のある言い分や、ボスママのご機嫌とりに必死なミカさん。“幼稚園での立場”を守ることばかり考えているようです。ミカさんのように、周りが見えなくなってしまうのは考えもの……。家事、育児、ママ友関係など、何かと忙しいママ業ですが、余裕がないときこそ周りをしっかり見て、ミカさんのようにならないよう気をつけたいですね。
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作画:松本うち
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