生理中、彼の実家にお邪魔することに
現在の夫となる彼と付き合い始めて間もないころ、彼の実家に初めてお邪魔することに。その日は生理3日目だったため、替えのナプキンを準備して訪問しました。その日は彼のご両親へのあいさつ目的ではなく、のんびりおうちデートをするだけの予定だったため、ご両親は留守でした。
サニタリーボックスがない!?
彼とゆっくりと過ごしていたのですが、「そろそろ生理用品を交換したいな」と思い、彼の実家のお手洗いを借りることに。生理中だということを彼にそれとなく伝えていたので、ナプキンの入ったポーチを持ってお手洗いに行きました。しかし、使用済みのナプキンをコンパクトに包み、捨てようとしたところサニタリーボックスが見当たらないのです。
いつも彼のご家族はどう処理をしているのだろうと不思議に思いましたが、よくよく考えると、彼のお母さまは70歳で閉経済み、そしてお姉さんは別居しているため、サニタリーボックスを使用する機会があまりなく、そもそも設置されていなかったのです。
焦った私は、経血が漏れないようトイレットペーパーで使用済みのナプキンを包み、ポーチの中に入れて彼の待つ部屋に戻りました。しかし、彼に使用済みナプキンの処理に困っているとは打ち明けられず、ひとまず手持ちのビニール袋を持って再度トイレに行き、ビニール袋に包んで自宅に持ち帰りました。
友だちに相談すると
後日、友だちにこの失敗談を話すと、友だちも彼氏が実家暮らしで、彼のお母様が掃除するであろうサニタリーボックスに使用済みの生理用品を捨てるのはしのびないということで、いつもビニール袋を持参して持ち帰っているということでした。
これまで人の家にお邪魔する機会があまりなかった私は、生理中にサニタリーボックスがなくて困る、という経験をしたことがありませんでした。しかし、たとえサニタリーボックスがあったとしても、人の家に使用済みナプキンを捨てないほうがよいのだと学びました。
この経験以降、私は彼の自宅へ生理中にお邪魔するときは、必ず生理用品ポーチにビニール袋を入れて行くようになりました。使用済みのナプキンをすぐにゴミ箱に捨てられないことには少し抵抗感がありますが、彼氏や彼氏の家族に使用済みナプキンの処理を任せるより、断然よい方法だと考えています。
著者/まさの
イラスト/ちゃこ
監修/助産師 REIKO
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