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「イライラするのはいつも…」不調の理由に納得!改善策を試すと…

私は、長年PMS(月経前症候群)の症状に悩まされてきました。気分が不安定になるのは、いつも生理前だったのです。そんな私が1冊のパンフレットとの出合いをきっかけに、自分の生活習慣を見直すとことに……。

「イライラするのはいつも…」不調の理由に納得!改善策を試すと…

 

「イライラするのはいつも…」不調の理由に納得!改善策を試すと…

 

きっかけはPMSのパンフレット

私がPMSという言葉を知ったのは、年に1度の定期検診のために訪れた健診クリニックに置いてあったパンフレットを手に取ったのがきっかけでした。

 

検診の合間の時間つぶしのつもりで何気なく手に取ったパンフレットでしたが、PMSの説明を読み進めると自分に当てはまる症状が多く、興味が出てきました。

 

私はどちらかというと感情の起伏が少ないタイプですが、時々ささいなことに苛立ったり必要以上に不安に駆られたりすることがありました。そんな症状が表れるのが生理前の時期が多いと気付いた矢先に、PMSについて知ったのです。

 

まずは食生活を改善! 取り入れたものは…

パンフレットには、PMSの改善に役立つ日常生活でのちょっとした工夫も紹介されていました。まず参考にしたのが、食生活に関するヒントです。

 

注意したのは、カフェインの摂取を控えることです。コーヒーが好きなので、つい仕事中にも休憩中にもコーヒーを飲んでしまいがちだったのですが、ノンカフェインの飲み物も選ぶようになりました。

 

ノンカフェインの飲み物にも目を向けてみると、ハーブティなど好みに合う物がたくさんあることがわかりました。コーヒーを飲むときは、どうしてもカフェインが欲しくて摂取していたというよりは、習慣で飲んでいたという部分も大きかったのかな、と思います。

 

また、日頃から栄養バランスの取れた食事ができるようには心掛けていましたが、パンフレットを読んで、足りていない栄養素があることに気付きました。

 

それは、女性ホルモンのエストロゲンに近い性質を持つイソフラボンです。イソフラボンは豆類に多いということでしたが、それまでは豆類を積極的に摂取することがありませんでした。

 

イソフラボンが豊富な豆を食べる機会を増やすため、副菜に冷奴をプラスしたり、豆サラダを選んだりすると、豆類の摂取量は意外と簡単に増やせました。豆類を探すようになるとコンビニでもいろいろ売っていることがわかったので、コンビニも活用しながらイソフラボンを摂取する努力をしています。

 

食生活の工夫によって、PMSが大幅に改善されたわけではないのですが、以前と比べるとイライラすることは減りました。体の冷えが解消されてきたのも、食生活の改善の成果かもしれないと思っています。

 

※大豆イソフラボンを摂取すると、腸内細菌(エクオール産生菌)により「エクオール」という女性ホルモン(エストロゲン)に類似する成分が作られます。ただし、エクオール産生菌を腸内に保有していない方や、保有していても腸内環境が変わるとエクオールを産生できない方がいることがわかっており、大豆イソフラボンを摂取することが必ずしもエクオール産生につながるとは言えません。

 

ゆとりのある暮らし方と適度な運動も大切

私は運動をする習慣があまりなく、運動不足が気になっていました。PMSの症状の改善には軽い運動を取り入れることも効果があると聞き、難しい運動はできなくても散歩ぐらいならできるかなと思って休日に散歩をする機会を増やしたのです。

 

散歩して外の空気を吸っているだけでリフレッシュできて、心が寛容になるように思いました。月経前の症状の1つだったささいなことに対するイライラ感が、適度な運動によって解消されたと感じています。最近はテレビの5分番組で見て覚えたストレッチを普段の生活に取り入れて、体をほぐす時間を持つように心掛けています。代謝を促すというほど大きな効果はないにしても、気分が少し和らいで、リラックスできるようにはなりました。

 

そして、もう1つ実践しているのが、PMSダイアリーをつけることです。「あれ? ちょっとイライラしていたかもしれない」「1日を通して安定していた」といった気付きをメモしておくようにしています。1日の終わりにPMSの気になる症状が出ていなかったかを振り返る時間を持つことで、自分ときちんと向き合えるようになりました。ダイアリーを書き始めた当初はさほど効果を感じていなかったのですが、書き溜めたダイアリーを読んで症状の変化を追っていくと、自分の体調管理のヒントになることに気付きました。

 

 

PMSの症状は完璧に治すのは無理でも、セルフケアをすることで緩和させることができると実感しています。生理前の期間に感じる不快感を解消させる工夫は心身共に健康であり続けることにもつながると思うので、今後も地道にPMSの改善をしながら暮らしてゆきたいです。

 

著者/山羽まり子
作画/ちゃこ
監修/助産師 REIKO

 

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