今回は、2022年10月31日現在、約18万回再生されている動画をご紹介! これまで『【必見】ピルについて婦人科の先生に質問攻めしてみました』『【HPVワクチン】痛いの?効果は?実際に打ってみた!♡』という動画で婦人科を訪れていたゆうこすさん。視聴者から「婦人科ではどんなことをするの?」という質問を受けることもあるのだそう。
ゆうこすさんは撮影許可をとり、普段行っている婦人科へ! なかなか見ることができない、婦人科の診察の内容などを紹介しています。
病院に到着!
ゆうこすさんが通っているのは、「CREAGE TOKYO」というクリニック。院内に入った瞬間から明るくて広々とした院内が印象的! 受付を見ただけでは、病院とはわからないくらいかわいい内装です。最近は内装にこだわって女性でも入りやすいクリニックも増えていますよね。
着替えを終えたゆうこすさんは待合室へ。まるでホテルのロビーのようにおしゃれで明るい待合室の正面に診察室が並んでいます。
「こうやってきれいだと(婦人科に)行きたくなっていいですよね」とゆうこすさん。検査前は、緊張で不安になってしまうこともあると思いますが、明るくて開放的な待合室だと、その気持ちを少し和らげることができるかもしれませんね。
診察室へ
婦人科検査室でゆうこすさんを待っていたのは、動画公開時、クレアージュ東京 レディースドッククリニックの婦人科顧問をされていた上坊敏子先生(現在は退任されています)。まずは、検査室の中を案内してもらうことにしました。
婦人科検診に行ったことがないとファンから聞くことも多いというゆうこすさんは、実際にどんな様子で検査を受けるのか検査用のイスに座ってみることに……。検査用のイスは座って、足をかけると自動的に足を開いた体勢になることがほとんど。(実際に検査を受けるときには、イスに座る前に下着を脱ぎます)恥ずかしい体勢ですがおなかのあたりでカーテンに仕切られている場合も多く、医師と顔を合わせることもないですよ。
とはいえ、不安を抱える人も多い婦人科検診。ゆうこすさんは、検査内容や痛みについて聞いてみることに!
YOU健診ってなに?
先日、「YOU健診」というものを受けたゆうこすさん。「YOU健診」とは、子宮(Y)、大腸(O)、乳房(U)を対象とした検査の総称のことで、女性の罹患率、死亡率が高い3つのがん(乳がん、子宮がん、大腸がん)に加え、子宮内膜症や子宮筋腫など、女性特有の疾患を総合的にチェックすることができるそうです。
上坊先生によると、「YOU健診」の中でも検査時間が短く、「思ったよりも痛くなかった!」という患者さんの声をよく聞くのが婦人科(子宮)の検査なのだそう。YOU健診にも含まれている「子宮頸部細胞診」では、子宮頸部(子宮の入り口)を綿棒やブラシなどの器具でこするようにして細胞を採取し、細胞の形から子宮頸がんやがん病変の有無を検査します。この「YOU健診」の検査結果は、検査から約1カ月ほどで郵送で届けられるそうですよ。
ゆうこすさんもこの検査を受けましたが、ゆうこすさんとしては体感10秒ほどで終わったように感じ、痛みもなかったそう。「子宮の入口をこする」と聞くと、痛いのかな? と不安になりますが、実際に検査をした人の感想を聞くと、少し安心することができますね。
子宮頸がん検診はハタチから!
ゆうこすさんが初めて子宮頸がんの検査を受けたのは25歳ごろだったそうですが、上坊先生によると20歳になったら検査を受けてほしいとのこと。しかし、実際に検査を受けにくる人は少ないんだとか。若者の受診をしない理由として多いのは、「費用面や時間の心配」や「検査内容への不安」そして、「自分がなるはずがない!」という過信があると上坊先生は言います。しかし、20代後半から発症する人が増え、30代でピークを迎えるという子宮頸がん。さらに、がんが進行してからでないと症状もでないそう。なおさら、検診の重要性を感じます。
自治体によって異なりますが、20歳になったときに届く子宮頸がん検診のはがきを病院に持って行くと、無料で検査をしてもらうことができるのだそう。上坊先生によると、自費で検査だと1500円〜2500円ほどかかるとのこと。まったく手が出せない金額ではありませんが、無料で検査を受けられる機会があるなら早めに検査を受けたいですよね。
若者でも「疾患」の可能性が!?
上坊先生によると、若い女性でも婦人科系の疾患になることがあるそうで……。
まずは、子宮筋腫というもので、子宮の筋層にできる良性の腫瘍のことを言います。できる場所によっては、月経過多になることも。生理中にレバー上の経血の塊が出てきたり、夜用のナプキンがもたないほどの経血量だったりする場合は、念のため婦人科を受診することを上坊先生はすすめていますよ。
月経痛には、子宮内膜症や子宮筋腫など病気が隠れているということもありますが、病気でなくても月経症状が重いという場合も。病気が原因でなくても、月経痛への対処法はさまざまあるため、1人で悩まず相談しにきてほしい、とのこと。また、生理前に起こるPMS(月経前症候群)についても症状があったら治療を受けにきてほしいと上坊先生は言います。
まとめ
ゆうこすさんがこの動画を通して伝えたかったことは「婦人科は怖くないよ!」ということ。動画内でゆうこすさんが言っているように、婦人科検診に対して「痛い」や「怖い」イメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、20代前半から検診を受けておくことが、未来の自分の体を守ることに繋がります。ゆうこすさんは「自分の体を大事にすることはカッコいいこと。予防できるものは予防しておこう!」と、検診の大切さについて自らの言葉で伝えていました。不安なことがあれば、気軽に相談できるかかりつけの婦人科を見つけておくのもいいですね。
この動画には、「婦人科=妊娠って思っている人もいるから女性の体について発信してくれるのはいいね」「婦人科へ行くハードルがいい意味で下がった!」「婦人科検診、受けたほうがいいね」というようなポジティブなコメントがたくさん寄せられていましたよ。
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画像提供・協力/ゆうこすモテちゃんねる
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