そして、保育園の先生を交えて、義母と夫と話し合いをおこなうことに。
話し合いは開始早々に進んでいき、先生から義母に対する鋭い質問が相次いだのでした。
「なぜお義母さまははると君にご自分のことをママと呼ばせるのですか?」
「はると君のハーネスを外したことで危うく車に轢かれるところだったんですよね?」
先生の質問に気まずそうな表情を浮かべた義母は、「私の時代にはハーネスなんてなかったのに……」とうつむきながらぼそっとつぶやきました。
先生は義母の言葉に対して、「時代は変わるものですよ」と指摘。
すると次の瞬間、義母の口から「それでもっ、私だって……頑張ったんですよ……」という言葉が飛び出し、今までの育児や家事の苦悩の日々の鬱憤が語られたのでした。
「今の人はズルい」その言葉を聞いた夫が口を開いて言った言葉は…
「今の母親はズルい!! 甘やかされてる!!」
「私たちの苦労なんて何にも知らない。
夫が、誰かが助けて当然だと思ってる」
「私のあの苦労は何だったの?」
涙を流しながらも、言葉にする義母。
その言葉を聞いたまいこさんは、
なんだかいたたまれない気持ちになったのでした。
すると、義母の言葉に対して「でも……」と口を開いた夫。
「だからと言って母さんがまいこをいじめていいわけないよな」
「自分と同じ苦労をしろなんて言っていいわけない。
ラクになるなら、そのほうがいいんだから」
自分の母親に対して、そう言葉を返したのでした。
義母が育児をしていた時代は、今とはかなり異なる点が多いと思います。また、義母の言葉の節々からも、苦労が多かったことが伺えますね……。義母のこれまでの苦労を考えると、今の時代に対して「ズルい」と言ってしまう気持ちも分かるような気もします。ただ、夫が言うように、まいこさんに同じ苦労をするよう要求するのは、ちょっと違うのかもしれません。
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作画:らみー
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