改善した!と思っていたら…
生理痛やPMSが悪化したことで仕事や生活にも影響が出るようになり、婦人科を受診した私。診察の結果、低用量ピルの服用をすすめられました。低用量ピルを服用して2カ月ほど経つと、生理痛とPMSの症状が軽減したものの、その後再びPMSが悪化……。
医師と相談し、薬の変更などもおこないましたが、それでもPMSが軽減することはありません。「もしかしたら低用量ピルによる治療が自分の体質と合っていないのかも」と思い始めた私は、低用量ピルの服用を中止するか悩みました。
そんなところに解決策が!?
そんなとき、医師から「PMSは本人の精神状態や生活習慣も大きく影響する」と言われていたことを思い出し、低用量ピルの服用をやめる前に生活習慣を改善してみることに!
私は、看護師さんのアドバイスをもとに自分の生活を見直しました。まず、甘い物は控えてお酒の量を減らし、朝や夜にヨガをすることで軽い運動を習慣化しました。また、就寝前にアロマを焚いてしっかり眠れるよう心を落ち着かせるようにしたのです。
症状が軽減して
これらの生活改善を2週間ほど続けると、徐々にPMSの症状が軽くなりました。現在も、規則正しい生活習慣と低用量ピルの服用を続けているため、生理痛やPMSの症状は落ち着いています。私は、低用量ピルによってホルモンバランスが整えられていることが前提ですが「PMSを改善したいのであれば、生活習慣に目を向けることも大切」だと思っています。
当時の私は「低用量ピルを飲めばきっと生理の症状が軽くなる!」と思い込んでいました。医師によると、低用量ピルを飲むだけで改善する方も多いそうですが、私はもともと生活習慣が乱れていたのか、低用量ピルだけでPMSを改善することができませんでした。生活習慣を整えることで症状が軽減したため、これからも規則正しい生活を心がけていきたいです。
著者/百田
イラスト/モリナガアメ
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!