1回目の不倫調査をした金曜日。落ち着かない気持ちで家事をしていたコマさんのもとに、「夕飯の準備しておいて」とジュンさんから連絡が入りました。「まさか空振り!?」と不安に思っていると、案の定、ジュンさんは仕事をしていただけだったと、ユキさんから報告がありました。
空振りがあるものとわかっていたものの、落ち込むコマさん。2回目の調査は月曜日におこなうことに。そして調査当日の朝、ユキさんからの報告を待つコマさんは、事前にユキさんにお願いしていたことがありました。
不倫相手に会う前に、コンビニに寄った夫は…
ユキさんからは事前に、「調査中は集中しているから、リアルタイムでの報告はできないの」と説明を受けてたコマさん。
しかし、「できる範囲でかまわないので、教えてもらえたら」と、調査当日の報告をお願いしていました。
「できる限り尽力しますね」と、コマさんの精神状況を考慮してわがままに応じてくれた、ユキさん。
2回目の調査当日。言葉通り、ユキさんは調査中に連絡をくれました。
「ジュンさんがお相手と接触しました」
ジュンさんは不倫相手と会う前にコンビニに寄り、わざわざ着替えていたそう……。
「ジュンさんが帰宅されても、女性の帰宅先まで調査します。また、報告しますね」
そう報告を受けたコマさんは、「自分の男を見る目がなさすぎて情けない」と、落ち込むものの、何も知らないわが子に笑顔を向け、平然を装います。
その日の夕方、帰宅したジュンさんは「仕事が立て込んでて残業が増えそう」と、義母にこぼします。
「お給料も少ないのに、ジュンはよくやってるわ。ご近所さんにも褒められるのよ〜」
息子の不倫を知ってから知らずか、能天気な返事を返す義母。
「毎日こんな茶番ばっかり。早く証拠を掴んでこの家を出たい」
コマさんは証拠をつかむことだけを頼りに、つらい気持ちをぐっと押し殺すのでした。
探偵から「旦那さんは今、女性と会っています」と連絡を受けながらも、わが子には笑顔を向けるコマさん。夫として、そして父親としての立場をおろそかにし、不倫をするジュンさんとの落差に胸が痛みますね。「早く証拠をつかんでこの家を出たい」というコマさんの願いが叶ってほしいと、心から思います。
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作画:蒼衣ユノ
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