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「目に見えないつらさは伝わらない?」上司に言いづらい妊娠中の体調不良。なかなか理解されず困った話

私には息子と娘がいますが、どちらの妊娠中もつわりを経験しました。特に娘のときは初期のつわりがひどく、仕事を1カ月ほど欠勤する事態に……。なんとか体調が落ち着き職場に復帰したのですが、モヤモヤする毎日が待っていたのです。

つわりで急きょ仕事を休むことに…

私はサービス業でフルタイムの勤務をしています。妊娠5週目ころから吐き気が始まりましたが、最初は頑張って電車で通勤し、なんとか働いていました。しかし、つわりはどんどんひどくなり、妊娠8週目に入るころにはベッドから起き上がることさえ難しい状況になってしまったのです。


そこで上司へ妊娠報告をし、つわりが落ち着くまでお休みをいただくことになりました。結果、それから約1カ月間お休みをすることに……。その間、職場では私の急な欠勤により、直属の上司が連日残業をするなどして対応してくれていたようです。

 

安定期にもトラブル続きな私に上司は…

妊娠13週目あたりから日中は動けるようになり、仕事は時短勤務を認めてもらい復帰しました。しかし、初期のつわりが落ち着いたかと思ったら、次は毎晩の足のつり、激しい太ももの痛みが出現、さらに妊娠糖尿病と診断され通院が始まりました。


そんな中、時短勤務にもかかわらず上司からは残業をするよう促されたり、重たい荷物を動かすよう指示されたり、喫煙室に呼ばれたり……。私が妊娠中であることを忘れられているのかな?と感じて悲しくなることもありました

 

 

自分の気持ちをハッキリ言えないつらさ

私は「申し訳ありません、妊娠中なので重たい物は運べないのですが……」「残業はちょっと……」などと濁しながら断っていました。しかし理解してもらうのは難しく、何度も同じようなやりとりがありました。


正直、上司からの指示を頻繁に断るのは勇気が必要でしたし、気持ちの負担も大きいものでした。一方で、妊娠初期に急な欠勤で上司に迷惑をかけていたことへの申し訳なさがあり、「安定期=体調が良くなった」と解釈している様子の上司にハッキリと自分の気持ちを伝えられずにいたのも事実です。

 

 

妊娠後期に入り、おなかが大きくなってきたころには、上司から無理な指示を出されることは減りました。今思えば、目に見えないことを理解してもらうのは難しいので、上司にちゃんと自分の体の状態や気持ちを伝えるべきでした。この先、職場で妊娠中の人がいる場合は、安定期であっても最大限に労わって接していきたいと思います。

 

 

監修/助産師 松田玲子


著者:海原えめ

5歳息子と0歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。

 

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