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ちょっと気になる!妊娠中、年末・年始に帰省しても大丈夫?

帰省にしても旅行にしても、予定されている方は、事前に必ずかかりつけ医に大丈夫かどうか、確認しましょう。帰省する時点での妊娠週数やこれまでの経過などが順調であっても、何が起こるかわからないのが、妊娠・出産だと、私は思っています。帰省される際は、時間に余裕をもって、無理のないスケジュールにしましょう。

 

ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは!助産師のREIKOです。年末・年始、帰省や中には旅行の予定を立てている方もいらっしゃると思います。一方で、帰省するかどうか躊躇している方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、妊婦さんの帰省について、お話ししたいと思います。

 

これまでの経過はいかがですか?

帰省にしても旅行にしても、予定されている方は、事前に必ずかかりつけ医に大丈夫かどうかを確認しましょう。その時点で、「ダメ」と言われたら、潔く諦めてください。

 

ちなみに、私が働いていた病院の先生方は、ダメなときははっきりダメと言いますが、そうでない場合は「自己責任で」という説明をしていました。ちょっと突き放したような言い方に聞こえますが、帰省する時点での妊娠週数やこれまでの経過などが順調であっても、何が起こるかわからないのが、妊娠・出産だと、私は思っています。

 

私が働いていた病院は、観光地に近い場所に位置していましたので、旅行中のママが緊急入院!なんてケース、少なくありませんでしたよ。

 

どこに、どのようにして帰省する予定ですか?

帰省の際、ポイントとなるのが、「どこに」「どのようにして」行くのかということです。移動にかかる時間や手段によっては、かなりの負担になってしまうこともあります。妊娠前とは違った状況で、帰省するということを頭において、時間に余裕をもって予定を立てることが大切だと思います。

 

また、ご主人のご実家に帰省されるという方は、休みたいときに休めるような環境でしょうか?長い時間かけて移動した先で、気を使って過ごさなければならないというのであれば、ママにとってもストレスになるのではないかと思います。まずは、ママとおなかの中の赤ちゃんの安全を最優先してほしいなと私は思います。

 

 

 

帰省する際に気を付けたいこと

先ほど、これまでの経過が順調であっても、何が起こるかわからないのが、妊娠・出産だとお話ししました。その反面、妊娠・出産は、病気ではないので、何ごともなく経過される方がほとんどなのかもしれません。

 

それでも何かあったときのことを考えて、帰省先に産院があるかどうか、あらかじめ確認しておきましょう。可能であれば、救急対応ができるところが安心です。もちろん、保険証と母子手帳は忘れずに携帯してくださいね。

 

妊娠中は、とにかく無理をしないこと!移動中、ずーっと座りっぱなしはよくありません。車移動であれば、こまめに休憩を取りましょう。電車や飛行機などでは、足首を回すなどの運動をするのがおすすめです。冷えや風邪の予防対策も忘れずに。

 


最終的に帰省するかどうかは、ご夫婦でよく相談して決めていただきたいと私は思います。ご主人にママの状況をよくわかってもらえるよう、ママからもきちんとお話してみてくださいね。帰省されるという方は十分気を付けて、楽しい年末・年始をお過ごしくださいね。(TEXT:助産師 REIKO)

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