強烈な悪臭を放っていた高齢のお客さまを、汚い言葉でののしった社長。お客様は涙を隠すように、何度も何度も手で顔をぬぐいながら帰って行きました。思い切り得意げな表情の社長を見て、ゆっぺさんは賛辞と感謝を求められているのをひしひしと感じました。
ゆっぺさんが黙っていると、「言いたいことがあるなら言えばいいだろ!」とキレ気味になる社長。今の言い方はないんじゃないかと思っただけです」とゆっぺさんが言うと、「ハッキリ言ってやったほうが相手のためになるんだ!」と自分を正当化します。
そんなある日、救世主が現れたのです!
新しく入ったバイトさんが救世主に!
こんにちはゆっぺです。
社長のやり方に不満を覚えつつも、ごまかしごまかし続けていたある日、救世主が現れました!
夜の営業時間担当の新しいバイト・ガー子さんが入ってくれることになったのです。彼女のおかげで、私は夜に出勤せずに済むようになりました。
ガー子さんは40代には見えないくらい、とても元気で若々しい方。昼間、工場の仕事を終えた後、バイトに来てくれていました。私よりだいぶ年上でしたが、ウマが合い、すぐに仲良くなりました。
接客経験があるようで、女子大生の娘たちにも指示を出したり注意したり、じょうずに現場を回してくれていました。私はガー子さんのおかげで仕事がだいぶラクになり、子どもとの時間も取れるように。
しかし社長は、自分よりじょうずに現場を仕切るガー子さんが気に入らないらしく、毎日のように私に愚痴を言ってくるのです。
仕事ができる人が来てくれたらうれしいと思うけど、社長は「出しゃばりやがって」と思うみたい。気の強い人が嫌いなので、性格も合わなかったようです。
仕事ができない社員には怒鳴り散らし、仕事ができる社員も気に入らず腹を立てる社長。こういうタイプの人は、人や物事の悪い面ばかりを探す癖がついているのかも。自分はこうならないよう気を付けたいですね。
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