ゆっぺさんが働くお店は求人募集を出していたものの、常に人手不足でした。その最大の原因は社長の新人いびり。
どんなに優秀な人でも、初めて扱う機械や道具の置き場所は、教えてもらわないとわかりません。でも社長は何も教えず、わかるはずもないことで怒るのです。結局、入っても1カ月待たずに辞めていくか、社長がキレてクビにするかで、1年で20人近くが辞めていきました。
新しく入った、仕事がデキる経験者バイト・ガー子さんにも、社長は理不尽に当たっていました。自分が原因とは、微塵も思わない社長にガー子さんは「怒る前にちゃんと教えてください!」と社長の正論で訴えたのです。
社長に正論で訴えたガー子さん
こんにちはゆっぺです。
社長に意見し続けていたガー子さん。
あるときには、「伝票持ってったら“今、その材料切れてるから注文受けるな!”って怒鳴られたから、“だったら注文受ける前に教えてください!”って言ったんだ!」と話していたことも。
私は基本的には昼間のみの出勤でしたが、月に2回ほど夜に出勤し、ガー子さんと情報交換をしていました。女子大生のバイト娘たちもとても慕ってくれていて、仕事終わりに皆でごはんに行ったりしていました。
しかし、社長は「ガー子は俺のことバカにしてるに違いない! だから昨日、めちゃくちゃ脅してやった!」などと自慢げに話すなど相変わらず。ただでさえ怒りっぽい社長なので、ガー子さんに対しては特にひどい怒り方をしていたと思います。
それでも毎日出勤してくれているガー子さんに感謝!
ガー子さんが心配ではありましたが、平和な日々を送っていました。
上司が嫌な人であればあるほど、社員が団結して仲が良くなるケースは多いもの。そう考えると、嫌な上司も少しは社員の役に立っているのかもしれませんね。
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