ある日見つけた公共料金の督促状。しかもその数も1つや2つではなく……。
状況を確認するためさつ丸さんは元妻のキュラ子を問いただします。
ある日突然、妻から衝撃の事実が明かされる…!
「督促状きてるけどどーゆーこと?支払ってないの?」 というさつ丸さんの質問に最初は「…知らない」 としらを切っていたキュラ子。
ところが、次々と出てくる請求書の数々……さすがにごまかしきることは不可能でした。なんとキュラ子はさつ丸さんに黙って、多額の借金をしていたことが判明します。
「何に使ったの!?」 と問い詰めるさつ丸さんに、「生活費」 と答えるキュラ子。
夫ひとりの稼ぎで3人の子どもを育てることがキツかったと白状します。
反省しているキュラ子の様子を見て、「追及したところで証明のしようがない。」「俺の稼ぎが少ないからいけないんだな…もっと頑張ろう」 と考えることにしたさつ丸さん。しかし妻には何か別の思惑があるようです。
「事前に一言相談してほしかった」 や「具体的に何を買ったのか」 など、思わず追及してしまいそうな場面ですが、さつ丸さんはグッとこらえることにしたのですね。
妻のことを信頼しているのでしょう。ですが、そんなさつ丸さんの陰ではキュラ子が怪しげな笑みを浮かべています。
追及しなかったのはさつ丸さんのやさしさですが、場合によってはしっかりと話し合っておくことが必要なケースもあるかもしれません。
さつ丸さんのやさしさに、キュラ子がこれ以上つけ込まないことを祈るばかりです。