借金の理由は生活費だと言うキュラ子の言葉を信じ、一旦借金のことは水に流したさつ丸さん。すると、さつ丸さんのやさしさにつけ込むように、怠け癖がエスカレートしていくキュラ子。子どもを病院に連れていくことすら面倒臭がり、だんだんと嘘をつくことも日常化していきます。
そんなある日、市役所員が滞納金の取り立てに来訪。キュラ子に金銭管理を任せきりにしていたさつ丸さんは、誰が管理しているのかではなく「名義人に支払う義務がある」という市役所員の言葉に、改めて自分の行動を反省するとともに、自分にもしっかりと責任があったことを痛感します。
頭をよぎる「離婚」の文字…。でも今は子どものために我慢…!
※子どもが触ると怪我につながるものを赤ちゃんの手に届く場所に放置する行為は危険ですので絶対にやめてください。また赤ちゃんからは目を離さないようにしましょう。
※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがありま す。赤ちゃんの手の届くところに置いたり、渡したりしないでください。
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これまでの注意もむなしく、何ひとつ改善の兆しが見えないキュラ子に疲れてしまったさつ丸さん。
そんなさつ丸さんはいよいよキュラ子への関心もなくなり、口出しすることさえもしなくなってしまいました。
ところが見限られたことに気づいていないキュラ子は「ラッキー」 とばかりに自己中心的な行動をエスカレート。夜中にさつ丸さんの車を使って遊びに出かけるようになってしまいました。
しかし、明け方に帰ってくるキュラ子が、昼間眠くないわけがありません。昼夜逆転の生活が当たり前になったキュラ子は、日中は子どもをほったらかして自分は昼寝をするというありえない生活を送り始めたのです。
ある日遅い時間にさつ丸さんが帰宅すると、そこは荒れ果てた無法地帯が広がっていました。
歯磨きもお風呂も済んでいない子どもたちは遊び疲れてそのまま寝ており、台所も散らかり放題。子どものお世話をした形跡がなく、ネグレクトに近い状態を目の当たりにしたさつ丸さんは、子どもたちの安全のことも考え、とうとう離婚を決意します。
幼い子どもにとっては、親の存在がすべて。だからこそ、親の責任は重大なのではないでしょうか。
さつ丸さんが言うように、何かあってから後悔したのでは悔やんでも悔やみきれません。子どもを守る立場として「離婚」という決断をしたさつ丸さんは、間違っていないのではないかと思います。
これをきっかけに子どもを健全な環境で育ててあげられるよう、早く正常な生活習慣へ戻してあげられるといいですね。
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