紗季さんとお母さんが病院の待合室で待機していると、何やら院内が慌ただしい雰囲気に。ある妊婦さんが車の中で破水、渋滞にハマってしまい身動きが取れないという事態が起きていたのです。幸いなことに、その車は病院の近くだったため、2人の助産師がストレッチャーを押して猛スピードで向かい……!?
一分一秒を争う状況に……
助産師さんたちは猛スピードで破水した妊婦さんを迎えに行きました。数分後、妊婦さんを乗せて院内に戻ってきた2人は、その勢いを止めることなく分娩室へ向かいます。その途中、ある助産師さんが足を滑らせ転んでしまいました。それを見た紗季さんは「一生懸命でおもしろい人」とクスッと笑いました。
分娩室に到着後、その場で待っていたほかの助産師さんたちはスピーディーに出産準備を進めていきます。そして主治医の「いつでもいいよ」という声で、妊婦さんはいきみ始めました。「がんばれー!」と声援を送る助産師さんたち。すると「ほぎゃ」と産声が響き渡ったのです。
助産師さんたちの見事な連携プレーで、妊婦さんも安心して産むことができたのだと思います。出産が間に合って本当によかったですね。このシーンを見て、助産師という仕事は体力も必要なのだと感じるのではないでしょうか。妊婦さんのために一生懸命に寄り添ってくれる助産師さんは、本当に心強い存在ですね。
作画/ふらみんこ
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