されみには、数年前に母と再婚した新しい父と娘がいました。あまり関わりもなく過ごしてきてしまったため、義父と義姉とされみの関係は“微妙”なものでした。そんな2人もやってくる、義母宅での食事会。義母から嫌味を言われたながら、されみは大人7人分の食事を用意。そこに母や義父たちがやってきて、食事会が始まるのですが……?
何気ない会話で不倫相手が判明し…
食事会が始まると、義母が勝手にしゃべってくれるのでされみは黙って笑顔で座るだけ。
意外とストレスは少ない、されみがそう思っていると……
「されみさんお料理上手なんですね」
義姉・りりこが話しかけてきました。
「こんなよく知りもしない食事会に呼んじゃってすみません」
「ちょうど帰ってたところなんで、せっかくなら〜と思って!」
明るく話すりりこに、
「どちらにお住まいなんですか?」
と、世間話を始めるされみ。
「●●駅ってわかります?」
「え、近い! 私たち数駅離れた▲▲駅なんですよ」
思いもよらぬ近さに驚くされみ。
しかし……
●●駅……りりこ……
されみのなかである仮説が生まれました。
いや、まさかね……まだ早まらないほうがいい。
心のなかに一旦仮説を置いておくと、
「ちょっと遅くなっちゃうんですけど、年賀状送りたいので住所お伺いしてもいいですか?」
されみはりりこも住所を聞き出しました。
すると……
りりこが言った住所は、したおが不倫相手と会っていたマンションでした。
ショックを受けたされみが義母宅から帰宅したのは夜遅く……。
何もしていないはずのしたおは、「俺疲れたから先に寝るわ」と早々に寝室へ。
眠れなくなったされみは、りりこのことを思い返していました。
したおが“りーちゃん”と呼んでいたゴミ子は、おそらく血の繋がっていない義姉のこと。
どこで?
どうやってつながった?
義姉としたおが不倫していると仮定して考えるされみは……?
まだ確定していませんが、姉・りりこが住むのは、したおが不倫した日に訪れたマンション。不倫相手のことを“りーちゃん”と呼んでいるため、不倫相手の正体はりりこという説が濃厚になってきました。血が繋がっていないとは言え、親戚と不倫するなんて……信じられませんね。
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