息子の発言に、頭を抱え…
息子は小学5年生になり、周りは一気に中学受験ムード。
しかし、息子はあまり受験に興味がない様子でした。
美里さんは「もう息子は受験はしないだろうな」と思っていたのですが、ある日突然息子が「塾に通いたい」と言い出します。
そして、美里さん家族は中学受験に向けて準備をすることに。
しかしなぜかママ友・潤子さんは、会うたびに自分の息子と美里さんの息子と比べてマウントを取ってくるようになります。
そんな潤子さんからの圧に疲れ切っていた、美里さんは潤子さんを避けるようになったのですが、ある日潤子さんとお茶をすることに。
野球をしながら中学受験に励む美里さんの息子ついて、潤子さんからは「そんな中途半端な覚悟で受験なんて、前から本気で準備している私たちには迷惑なの!」と怒られてしまい……。
潤子さんの言葉に落ち込んでいた、美里さん。
息子・正人くんに「塾どう? 楽しい?」と聞くと、正人くんは「楽しいよ! 先生の説明わかりやすいし!」と答え、野球も順調のようで美里さんは安堵。
また、正人くんは志望校を決めたようで聞いてみると、なんと潤子さんの息子・トモキくんの志望校でもある「日東大付属」でした。
それを聞き動揺する、美里さんでしたが、夫は「応援する」と言い出し、どことなく楽観的な様子。
周りの受験ムードを肌で感じている、美里さんは「なんでそんなに楽観的なの!?」と言ってしまいましたが、昔から自分で決めたことのほうが続く正人くんを信じ、志望校の受験の応援を決意しました。
◇ ◇ ◇
正人くんのやりたいことに関して、即答で「応援する!」と言った夫に対して、「受験に落ちて、やる気を失ってしまったら?」「あなたは責任を取れるの?」と考えた、美里さん。
さらに、夫は「失敗しても、自分で決めたことに挑戦することに意味がある」と言っていましたね。
人生の中で成功することもあれば、失敗することもあります。
正人くんは小学5年生。これからの人生、自分で乗り越えていかなくてはいけないことも多くなりますよね。
そして子どもが失敗して落ち込んでいるときに、親が代わってあげることはできません。
できることとすればそばで励ましたり、応援したりすることだけではないでしょうか。
「私は正人の1番の味方なんだから」と正人くんの受験に対しての覚悟を決めた美里さんの様子には、子どものしたいことを見守る力も大切なんだと気付かされますよね。
ベビーカレンダーでは、この話が最終回となります。続編では以下のリンクから読むことができますので、ぜひご覧ください!
作画:ちゃんこ
「私、母親失格なの!? 中学受験マウント沼にハマりました 」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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