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6歳までの幼児食で身につけておきたい3つのこと

離乳食が終わってから小学生になるまでを幼児食と言います。その間に身につけておきたい食事の目標についてお伝えします。1つ目はさまざまな食材に触れ、食べること。2つ目はだれかと一緒に食べる喜びを知ることと。3つ目は完食に向けてのリズムを作ること。幼稚園に入るとお弁当が始まり、小学生になると給食が始まります。食べる時間が苦痛ではなく、楽しい時間になるような土台作りをするのが幼児食で大切なことです。

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。1歳6カ月が近づいてくると、もうすぐ離乳食が終わり幼児食が始まります。幼児食と離乳食の違いってなんなのでしょうか?今日は、幼児期に向けての食事のお話をしますね。

 

幼児食はいつからいつまで? 

幼児食とは、1歳半~6歳の間の食事のことを言います。1歳半と6歳だと少し幅が広い感じがしますね。なので、半分に分けて「幼児食前半」が1歳半~2歳、「幼児食後半」が3歳~6歳と考えてみてもいいかなと思います。

 

幼児食は離乳食の延長線上

1歳半になって幼児食になったからといって、急に大人と同じ食事がOKになるわけではありません。幼児食は離乳食の延長線上です。もし昨日まで離乳食だったら、今日も離乳食と変わらない食事でいいのです。じょじょにじょじょに、食べられる食材や調理方法を増やしていきます。これは、離乳食を進め方と同じですね。

 

幼児食の時期にやっておくといいこと3つ

食事は生きていくうえで切っても切れないものです。食事を楽しく食べる子どもに育ってもらうために幼児食で身につけたいことをお伝えします。

 

さまざまな食材との出会い

さまざまな食材と出会い、その食材の色や形や味を比較できる子になってほしいですね。食材の違いも比較もありますが、たとえば同じトマトでも、甘いものもあればすっぱいものがあります。形も大きいのもがあれば小さいものもある。赤いトマトが一般的だけど黄色いトマトや黒っぽいトマトもありますね。そんなことを幼児期に感じることができるといいですね。

 

だれかと一緒に食べるよろこびを知る

家族や友達と一緒に食事をすることが楽しいということを味わいましょう。食事の時の部屋の環境も同時に考えたいですね。

 

完食に向けての準備

幼児期にお皿に出した食事のすべて食べることを求めなくても大丈夫です。もちろん、完食することも大切ですが、子どもの食べる量が今の適量と考えていいと思います。幼児食後半ごろから小学生になるころに、徐々に完食のリズムがつき始めますよ。 一日三回ある食事を好き嫌いなく、家族で楽しく食べてくださいね。

 


著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨

保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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