さらにされ川さんは、ゴミ子に復讐するため「ゴミ子を訴えてもらえませんか?」と依頼してきました。
「先日偶然不倫を知ったばかりで、2人がどのようにしてこういう関係に至ったかも、何も知らないんです」と動揺するされみ。
したおとゴミ子の不倫に関するお互いの情報を共有することを提案したのですが……?
「彼女に罰を与えたい」婚約者の要求に妻は…
「この半年間、少しずつ証拠を集めてきました」
され川さんは、自分で得た情報を包み隠さず、すべてされみに話してくれました。
2人が出会ったのは、親族の集まりで、それ以前は特につながりはありませんでした。
したおがされみと結婚したばかりのころ、飲み屋で偶然会い、そのまま話し込んで連絡先を交換。以降、たびたび会う関係になっていったんだそう……。
「りりこ(ゴミ子)の周りの人間や、スマホのデータを調べました。あとは現場をおさえて訴えたい」
訴訟という言葉に少し戸惑うされみ。
すると……
「正直、私が訴訟しても、金額はたかが知れているので、どこまで彼女のダメージになるか分かりません。結婚前提にお付き合いをしているというだけで、時期も決まっておらず、結婚式の予定も未定だからです……」
「でも、不倫の慰謝料となれば金額は大きい」
され川さんは、お金が欲しいわけではなく、自分が受けた精神的苦痛と相応の罰をゴミ子に与えたいと訴えてきました。
「協力してもらえませんか?」
され川さんにそう言われ、されみは改めて考え始めました。
家事もまったく手伝おうとしないしたおの世話が大変ではあったけど、それなりに仲の良い夫婦として暮らしているつもりだった。
それが突然、2年前から不倫していると告げられ……今までのことは全部うそだったんだろうか。
しかし、思い返すと“あの時”という心当がたくさん。
許せなくて、気持ち悪くて……無理だと素直に思ったされみ。
妊娠していないし、仕事も充実している……きっとひとりだって生きていける。
急に現実となった“離婚”の2文字。
されみの決断は……!?
され川さんによって、したおとゴミ子が初めて会った時期と不倫を始めた時期の詳細が分かりました。お金をもらっても傷が癒えるわけではありませんが、“ダメージを与えたい”というされ川さんの気持ちはわかりますね。
実母のことを想い、離婚や不倫の慰謝料請求に向けて消極的だったされみですが、され川さんから話を聞いて何か吹っ切れたようです。実母には申し訳ないですが、されみが幸せになるために堪えてもらうしかないですね。
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