社長の話は大半が「盛って」いるのが基本。「会う女、会う女、みんな俺にほれたもんだ」など、盛るというよりうそに近いものでした。自分の勝手な想像で決めつけ、さも事実かのように話す社長。それも恐ろしくネガティブでねじ曲がった解釈をするので、どんどん間違った方向に進みます。
ゆっぺさんは長いこと一緒にいるので、途中から話の信用性がまったくないことに気付き、聞き流す術を身につけました。しかし、ガー子さんはそんな社長の性格を知りません。「若作りしてるのが痛々しくて気持ち悪い。ゆっぺさんも言ってたぞ!」などと言われて信じてしまったのです。
さらに詳しく話を聞くと……。
社長の言葉を信じたガー子さんの本音は
こんにちはゆっぺです。
私はよくガー子さんに、社長に嫌なことを言われていないかなどを聞いていました。
社長の性格を知っていたので、ガー子さんが心配だったのです。
でも、社長からまったく逆のことを聞かされていたガー子さんは、「本当は陰で私の悪口を言っているくせに!」と怒りを募らせていたのです。
「仲良しな振りをして、裏では私のことをあざ笑っていたんですよね? それが許せなくて書き込みをしました」と動機を話してくれました。
ガー子さんのその言葉に、半端ない動揺っぷりの社長(笑)。
般若のごとくにらみつけ、「私がいつ、ガー子さんの悪口を言いました!?」と問い詰めると、「いや、ゆっぺさんは言っていない……」と認めました。
すべての原因は社長でした。
それでも、ネットにうそを書き込むという卑怯なやり方を許すことはできません。
「仕事は辞めてもらいます。今までありがとうございました」と言うと、ガー子さんも「本当にすみませんでした」と謝ってくれました。
「ガー子さんに謝ってください!」と再び般若のごとくなった私。
社長とか関係なく、ちゃんと謝るべきです!
自分のいないところで、言ってもいないことを「言った」ことにされるなんて、怖いですね。社長が素直に自分の非を認めたことが、せめてもの救いと言えそうです。
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