こんにちは。ママライターの田中由惟です。積み木を食べ物に見立てて遊んだり、子どもって「ごっこ遊び」が大好きですよね。保育士から聞いて知ったのですが、ごっこ遊びは単なる遊びではないのだそう。今回は体験を交え、ごっこ遊びが与えるメリットについてお伝えします。
ごっこ遊びで「社会性」が身につく
「いらっしゃいませ」「お待たせしました~」。いつものようにレストランごっこが始まりました。わが子は店員になりきり、おもちゃの食べ物を運んできます。
子どもは非日常の空間を作って楽しみますよね。役割を演じる行為、ルールやマナーに従って遊ぶ……。これらは社会生活の原型と言えるのではないかと思いました。ごっこ遊びで学んでいるのは「社会性」だったんです。ごっこ遊びは、ただの遊びではなかったんですね。
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お友だちとのごっこ遊びにつながっていく
1~2歳ごろは「見立て遊び」や食べたマネをするなどの「ふり遊び」が大好きですよね。現在、わが子は3歳ですが「なりきりごっこ遊び」に夢中です。
6歳の上の子だと、お友だちと集団でのごっこ遊び。最初は家庭で遊んでいたごっこ遊びが、お友だちとのごっこ遊びにつながっていくことを実感しています。
だからこそ家庭で遊ぶことの多い2歳前後は、できる限りごっこ遊びの相手をしてあげたいと思いました。
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ままごと好きの男の子ってめずらしいの?
わが家の息子もままごとが大好きでした。ままごとって女の子がするものじゃないの?と心配してしまいましたが、ままごとも「ごっこ遊び」のひとつだったんです。性別にこだわる必要はないことを知りました。
男の子が大好きな戦隊ごっこ、女の子が好むお世話ごっこ。どんな遊びも社会性を学ぶきっかけになる重要なごっこ遊びです。親の知らないうちに、いろいろなことを子どもは習得しているんですね。
遊びながら世の中のルールやマナーが自然と身につくごっこ遊び。お友だちと上手に遊ぶ社会性も育まれるので、ごっこ遊びをたくさんさせてあげたいと思いました。現在、わが家でブームなごっこ遊びはコンビニごっこです。(TEXT:ママライター田中由惟)