頭痛にイライラもするように
夜中、突然起こった大量出血は、婦人科で子宮筋腫によるものと診断されました。この子宮筋腫自体は、出血がすぐに落ち着いたこともあり、定期的に検査を受けて様子を見ることになりました。
しかし大量出血の半年後、ちょうど子どもが小学校に入学したころ、私は以前にはなかった症状を再び経験します。それは、生まれて初めての頭痛でした。それまで私は体調を崩しても頭が痛くなるということがありませんでした。それが、特に体調を崩しているわけでもないのに、頭がズキズキと痛むのです。毎日痛いわけではないのですが、生理前など定期的に数日間、頭痛が続くのでした。
それと同時に、大切な物をなくす子どもにイライラするように。なぜこんなにイライラするのか、自分でも不思議なくらいでした。
大量出血は子宮筋腫によるものでしたが、その後に続いて起こった頭痛、そしてイライラ……。そうか、私は更年期なのかと思い当たり、再度かかりつけの婦人科を受診しました。
婦人科では漢方薬を処方されました。薬を飲んでいるから大丈夫という安心感でしょうか、薬の服用を始めてから頭痛は出なくなりました。ただ子どもにイライラしてしまうことはまだまだあります。
更年期の勉強会に参加
私は小学生の子どもと2人暮らしなのですが、ひとり親支援のイベントに行ったときに知った更年期の勉強会に参加しました。心配性な私は、調子が悪いとすぐに医者に相談することにしています。講師いわく、この姿勢は良いようです。 自分に合った婦人科を味方に付けて乗り切ろうとのことでした。
私は子どもが生まれるまで、陸上競技に本格的に取り組んでいました。最近、子どもがとても興味を持ち始めたので、子どもに付き合って、私も練習を再開。講師によると、適度な運動も更年期を乗り切るのに良いとのことでした 。更年期は誰にでも来るそうなので、じょうずに楽しく乗り切ろうと思いました。
ラジオから脳機能研究者の言葉
ある日、ラジオからこんな言葉が聞こえてきました。「更年期は、風邪が治ったかのように必ず元気になります。その日を楽しみに待ちましょう」。話していたのは脳機能研究者の女性でした。
そうか、更年期の不調は必ず元気になるなら頑張れるぞと思いました。「更年期はあと5年くらいかな。コツコツ練習を重ね、更年期が終わるころ本格的に陸上競技に復帰するのも良いな。年代別で上の年齢枠に入るし、せっかくだから上位を目指しちゃおうかな」などと、楽しいことばかり考えるようになっています。
まとめ
更年期とは縁がなかったころのほうが、更年期に対する不安があったように思います。自分が更年期に突入してから、 勉強会に参加したり、勉強会で紹介された書物を読んだり、 信頼できる医師や講師からの情報を収集することで、対処法も見えてきました。
そのため、不安はなくなり元気になる日を楽しみできるようになってきました。不安に思うだけではなく、行動することが大切だなと思う今日このごろです。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:Cucumis
中学より続けている陸上競技歴約40年、走るの大好きなシングルマザー。 ハシリタイ遺伝子を受け継いだ子どもと、日々走ったりケンカしたりしながら仕事と子育て奮闘中。