わが家の息子は野菜嫌いで、とくにトマトはまったく食べてくれません。少しでも野菜好きになってもらおうと、トマトの栽培を始めてみました。今回は、わが家の家庭菜園についてお話したいと思います。
家庭菜園を始めたきっかけ
息子が1歳半のとき、生野菜を食べてくれないので困っていました。食べ物は大事にしようと教えたくても、この野菜がどこからどうやって食卓に現れたかわからないのに愛着がわくわけがないと思いました。そこで、野菜を実際に育ててみようということに。
育てるのがかんたんと聞いたので「プチトマト」をチョイスしました。苗は4月中旬から植えられます。プランター、野菜栽培用の腐葉土、プチトマトの苗をホームセンターで購入し、子どもたちとさっそく植えてみました。
水やりは子どもたち主体で!
毎朝の水やりは、子ども主体でやってもらいました。私が忘れていても「水やりやらなきゃ」と思い出し、子どもたちは張り切って取り組んでいましたよ。すると、みごとに茎が伸びて大きくなっていったのです。
途中で、支えとなるフェンスに茎を括りつけて補強。プチトマトはさらに伸びていき、夏になって実がなったときには、子どもたちは「早く赤くなれー」とワクワク!自分で育て、自分でもぎとったトマトは「すごくおいしい!」と好評でした。
うまくいけば節約にも!
育てたプチトマトは、酸味と青臭さが強くてイマイチだったのはココだけの話ですが、栽培したことはいい経験となりました。「食べなきゃもったいない」という気持ちが芽生えたらしく、子どもたちはごはんをあまり残さなくなりました。
今年はフルーティな味がするという種類のトマトを作りたいと思っています。プランターや添え木を取っておけば、数年は使えそうです。うまくいけば夏中にたくさん取れますから、節約にもなりますよ。
ベランダなどで、グリーンカーテンとしてゴーヤやアサガオを育てる方も多いですね。お花でも野菜でも段階を踏んで成長を見守っていると、子どもたちも学ぶことが多く、なによりとっても楽しいですよ。(TEXT:ママライター斉藤あや)