年末といえば、大そうじの季節。赤ちゃんがいると、これまでの大そうじと何が変わるのでしょうか。赤ちゃんのために気を付けてあげたいポイントをご紹介します。
低いところほど念入りにそうじしよう
大そうじといえば、換気扇、窓、排水溝などに目がいきがちですが、ねんねやハイハイの赤ちゃんは大人より目線が低いので、ソファや棚の下、テレビの裏、ハイチェアの裏など、低いところほど念入りにそうじしたいもの。ホコリや汚れはもちろん、赤ちゃんの手が届くところに触ったり飲み込んだりしたら危険なものがないか、あわせてチェックしましょう。
赤ちゃんに安心な洗剤とは?
ここで気になるのが洗剤のこと。フローリングをハイハイし、なんでもなめてしまう赤ちゃん。これまで使っていた強力な洗剤はなんとなく使いにくいものです。そこで赤ちゃんにも環境にもやさしい洗剤がこちら。
重曹
重曹は弱アルカリ性の性質を持ち、酸性の汚れを中和して落とします。キッチンのガスコンロやフライパンの油汚れ、フローリングや家具・家電などの手垢汚れなどの酸性の汚れに効果的です。研磨作用と消臭作用もあり、カーペットやぬいぐるみに振りかけると、ほこりやにおいを吸着してきれいにしてくれます。
クエン酸
クエン酸は酸性の性質を持ち、水垢やせっけん垢などのアルカリ性の汚れを落とします。赤ちゃんがお風呂で遊ぶおもちゃのそうじにぴったり。除菌効果があるので、トイレのそうじにもおすすめです。ただし、大理石や鉄製品など、使えない素材があるので気を付けて。また、塩素系の洗剤と混ぜると有害ガスが発生するので注意しましょう。
この2つをじょうずに使うことで、部屋のほとんどの場所をすっきりそうじできます。赤ちゃんに安心なエコ大そうじを実践してみましょう。(TEXT:妹尾香雪)