こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。赤ちゃんがよく食べるということは、とってもうれしいことですよね。離乳食を思うように食べてくれなくて悩んでいるママにとってはうらましいお話です。
でも、よく食べることも、「おなかを壊さないかしら?」「太らないかしら?」という悩みのタネになります。実は私の第二子がよく食べる子でした。第一子がまったく食べない子だったので、その差に戸惑いを感じました。今日は、よく食べる赤ちゃんについてお話しします。
よく食べる赤ちゃんへ配慮すること
基本的に、離乳食期は赤ちゃんが食べたいだけ食べさせて大丈夫です。とは言え、注意することがいくつかあります。以下の4つを確認してみてください。
離乳食初期は食べる量を守る
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、母乳やミルクしかおなかに入れたことがありません。まだまだ内臓が未熟です。食べ過ぎることで内臓に負担をかけてしまうこともあります。離乳食初期は食べる目安量を守りましょう。
たんぱく質の目安量は守る
赤ちゃんの内臓はまだ一度に多くのたんぱく質を消化できません。赤ちゃんの内臓に負担をかけないようにたんぱく質の目安量は守りましょう。
体調を見守る
もし下痢や嘔吐があったら、食べ過ぎかもしれません。普通便で体調も良好なら大丈夫です。
成長曲線を確認する
母子手帳に身長と体重の成長曲線が載っていますよね。赤ちゃんの身長と体重と見比べてバランスがとれていれば大丈夫です。
赤ちゃんの食べ過ぎが心配なときに心がけること
それでもやっぱり心配なときに、ママが気を付けたい3つのことをお話ししますね。
よく噛まないと食べられないメニューを取り入れてみよう
生後9カ月ごろになったら、すぐに飲み込めてしまうおかずだけでなく、少し噛まないと食べられないおかずを取り入れてみましょう。よく噛むことで満腹になります。赤ちゃんも新しい食感を覚える機会にもなります。
自分で食べられるメニューを取り入れよう
ママが離乳食を赤ちゃんの口にドンドン運ぶのではなく、自分で食べられるメニューも用意してみましょう。自分で食べることで食べた満足感を味わえます。
おやつの量と時間を守ろう
ごはんは決まりを守れば好きなだけ与えても大丈夫とお話ししましたが、おやつは違います。おやつは好きな時間に好きなだけ与えるものではありません。時間は規則的に、量は適量を与えましょうね。
よく食べるということは、とても頼もしいことです。いつかは必ず落ち着きますので、ごはんが大好きな赤ちゃんの気持ちを大切に、楽しい食事の時間を過ごしてくださいね。
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
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この14日で1歳になる孫のバァちゃんです。お盆に来る孫の離乳食の参考にさせてもらいます。分かりやすくありがたいです。
正に孫が食べ過ぎではなきかと心配していたところです。
娘に見せようと思います。
母はたくさん食べないと大きくなれないぞと言っていましたが、
そうじゃないんですね・・参考になります!(^^)!
成長曲線は平均よりちょっと下。
ですが、かなりよく食べます。
離乳食が始まる頃は成長曲線の一番下の線から出るか出ないかでした。
初期はこちらも量を守っていましたが、中期からはお粥を徐々に増やし、お茶碗からあふれそうになり、おかずを増やしていきました。
現在11ヶ月。
後期となった今では、外食でお子様うどんを食べさせる事がありますが、全部食べ切ります。
お菓子(果物含む)は毎日はあげません。
快便!超快便です!
いつかは落ち着くとの事で、しばらくは多めに作り、いらなくなればごちそうさまをしてくれるので、このまま様子をみようと思っています。