妊娠中はつわりや体重増加、嗜好が変わるなど、体にさまざまな変化が起こりますよね。とくに、初めて妊娠したときは、日々感じる変化に不安を感じたものです。今回は、私が妊娠中に、なかでも憂鬱だったことについてお伝えします。
妊娠中期、朝起きると決まってつらい……
妊娠6カ月ごろ、朝起きると足がつって動けなくなりました。足がつるなんて久しぶり。なった人しか分からないつらい痛みですよね。
ふくらはぎを揉んでみたり、できる限り足を伸ばすなどして改善を試みました。たまたま足がつっただけだろう。そう思っていたのですが、翌朝も同じように足がつりました。気持ちよく起床したい朝一に足がつるなんて憂鬱です。これって妊娠中だから足がつりやすいの?と、疑問を感じるように。
妊娠中は足がつりやすい?
妊婦健診時、医師に聞いたところ、足がつるのは妊娠中の生理現象だと言っていました。とくに睡眠中はおなかの重みにより臓器や血管が圧迫されるため、血流が悪くなるそうです。よって筋肉も固くなってしまうため足がつりやすくなるとか。
妊娠後期に入ると、足がつる頻度が増えてきました。起床時に限らず、就寝中もです。夜中に足がつるなんて本当につらい。ときには両足がつってしまうこともあり、夫に助けを求めることもしばしば。
足がつったときの対処法と予防策
足がつったときはつま先をつかんで、すねの方に向かって引き上げました。その状態で10秒ほどキープ。すると足のつりが治まりやすかったように思います。おなかが大きくなって足がつかめなくなったら、夫に足の裏からつま先を押すように伸ばしてもらいましたよ。
また、足のつりはカルシウムやマグネシウム不足、冷えなどが原因になっていることがあるようです。栄養バランスや冷え対策も行うといいかもしれませんね。
就寝中はクッションの上に足を乗せて寝ると楽でした。少しでも予防を試みたいですよね。ほぼ毎朝のように足がつっていましたが、出産したとたんに治ったのが不思議。それだけ妊娠中の体って負担がかかっているんですね。(TEXT:ママライター田中由惟)
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