みなさんは、妊活というと、どのようなイメージを持っていますでしょうか。大変、苦しいといった意見もあると思います。実際に体験した私もそうでした。でも、「妊活してよかったな」と思った部分もあったんです。
妊活を通して思ったこと
実際に妊活し、妊娠・出産してみて、私は「産婦人科の受診は、一度でいいからすべての女性がした方がいいのではないか?」という思いが生まれました。
とくに「コレはやってよかったな」と思ったのが、女性特有の月経リズムをきちんと調整すること。そして、風疹などの感染症の抗体検査をすることです。
自分のリズムと向き合おう
私の場合、月経が不順で、PMSもひどく、月経中は動けなくなるときもありました。妊活のために産婦人科にかかるまで、自分が無排卵月経であることすらわかっていませんでした。
病院に通い、少し薬の助けを借りることで、月経のリズムを整えることができ、月に何度かあった体の不調もだんだんとよくなりました。
妊娠してからでは遅い、抗体検査
妊婦健診では、風疹などの感染症の検査を行います。風疹や麻疹などは予防接種がありますが、年代によっては予防接種を受けたかどうかがあいまいだったり、予防接種をしていたとしても抗体がなくなっていたりする可能性もあります。
妊娠中は予防接種ができない感染症がほとんどなので、妊娠前であれば抗体検査を受けたうえで、予防接種を受けることができます。パートナーにも検査してもらえるとなおいいですね。
妊娠を前提とした産婦人科の受診は、「自分やまわりにやさしいのかもしれない」とも思いました。「これから妊娠しようかな」と思っている方も、「妊娠するかもしれないけれど、自然の流れに身を任せる」といった方も、一度産婦人科を尋ねてみてはいかがでしょうか。(TEXT:ママライター半田あきら)