わが家の下の子は、体質的なものなのか、おなかを壊してしまうことが多々あります。上の子は胃腸が丈夫でほとんどおなかを壊すことがなかったため、おなかの調子が悪いときってなにを食べさせたらいいの?と迷ってしまいました。そんなときに、小児科の先生に教えてもらった食事の方法をお伝えします。
食べられないときは食べさせなくていい
私は「病気を治すには体力が必要だから、少しくらい食べさせたほうがいいのでは?」と思っていましたが、本人が食べ物を受け付けない様子なら、1日や2日、無理に食べさせなくていいと小児科の先生に指導されました。
たしかに、大人がおなかを壊して食べられないときも、不思議と空腹感を感じないことが多いかと思います。ただし、食べられなくても水分補給だけは必要とのこと。しっかり心がけたいですね。
少し食べられそうなときにおすすめの食べ物
わが子の症状がだんだんと回復して、「少しなら食べられそうかな」といった様子になってきたときにおすすめなのは、「おせんべい」と「大根のおみそ汁」なのだそうです。
私は、なんとなく「病気のときはおかゆかな」と思って作ってみましたが、わが子はほとんど食べてくれませんでした。ところが先生の言うとおり、おせんべいをあげてみると、食べやすいのかサクサクと食べてくれたんです。大根のおみそ汁は、大根が苦手なら汁を飲ませるだけでもいいそうですよ。
ヨーグルトはNG!
ヨーグルトって、なんだかおなかにやさしそうで、おなかの調子を整えてくれそうなイメージがありますよね。でも、おなかを壊してしまっているときはヨーグルトを含む乳製品はよくないのだそうです。
意外と脂肪分が多く、おなかの負担になってしまうのだとか。わが子が、ふだんからヨーグルトが大好きな子でしたが、あげるのは体調がある程度回復してからにしました。
以上、小児科の先生に教えてもらった、おなかの調子が悪いときの食事の方法をご紹介しました。2人目の育児でも、上の子のときに経験しなかったことというのはわからないものです。やはり疑問に思ったことは、小児科医などの専門家に相談すると安心ですね。(TEXT:ママライター奥田美紀)