記事サムネイル画像

「お手玉ちょうだい」疎開した子どもたちが求める理由に衝撃 #親に捨てられたおばあちゃんの話 53

「親に捨てられたおばあちゃんの話」第53話。2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。

戦争で都会から集団疎開した子どもたちに、村の婦人会がお昼ごはんを振る舞いました。食後、子どもたちがお礼に肩たたきをすることに。すると子どもの1人が……。















「肩たたき」の歌を歌いながらお昼ごはんのお礼の肩たたきをしていた子が泣き始めました。会えない母のことを思い出したのでしょう。それに気付いた女性が頭をなでると、大声で泣きだした子ども。女性は「我慢しないで泣いていいんだよ」と言いながら、子どもを抱き締めました。

 

その後、キヨは子どもたちからお手玉をねだられました。なぜかというと……。

 

疎開生活が終わったとしても…

親に捨てられたおばあちゃんの話53

 

親に捨てられたおばあちゃんの話53

 

親に捨てられたおばあちゃんの話53

 

 

親に捨てられたおばあちゃんの話53

 

親に捨てられたおばあちゃんの話53

 

親に捨てられたおばあちゃんの話53

 

 

親に捨てられたおばあちゃんの話53

 

親に捨てられたおばあちゃんの話53

 

こんにちはゆっぺです。

 

キヨは集団疎開の子どもの1人から「お手玉持ってる?」と話しかけられました。

お手玉とは、小さな布袋に小豆や米などを入れて縫い合わせたおもちゃのことです。

すると他の子どもたちも「お手玉ちょうだい!」と駆け寄ってきました。

 

キヨが「そんなにお手玉遊びが好きなの?」と思いながら渡すと、すぐさま袋を破り、中の小豆をボリボリと食べ始めた子どもたち。

当然ですが、通常、生の小豆は食べられません。

子どもたちはそれほど飢えていたのです。

中には、チョークの粉を食べてしまう子もいたそうです。

 

引率の先生は子どもたちのことを一番に考え、「家族のもとへ返すまで死なせるわけにはいかない」と奮闘していました。

しかし、疎開生活が終わって家族のもとへ帰ろうと思っても、その家族が生きているとは限らないのです。

 

-----------------------

チョークの粉を食べてしまうほどの飢えがどれほどのものか、今の時代を生きる私たちにはなかなかわかりません。わからないことはとても幸せなことなのだと、改めて知りますね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターゆっぺ

    ライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
    18 クリップ

    同じジャンルの連載

    もっと見る
    • コメントがありません

  • 関連記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    マンガの新着記事

  • PICKUP

    同月齢の赤ちゃん
    ってどんな感じ?

    みんなの成長アル
    バムで早速見る▶