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生後6カ月以降の赤ちゃんに必要な鉄分って?手軽に取り入れるには?

生後6カ月ごろになると気を付けたい赤ちゃんの鉄分不足について、離乳食インストラクターの中田馨さんがお伝えします。赤ちゃんが生まれながらにもっている貯蔵鉄。貯蔵鉄は成長するなかでだんだん減ってくるので、生後6カ月ごろから食事で鉄分を補う必要があるとのことです。

離乳食後期のイメージ

 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。生後6カ月ごろになると心がけて摂るようにいわれる鉄分。そもそも鉄分とは何なのでしょうか?そして、どうして生後6カ月ごろから鉄分が必要なのでしょうか?今日はそんなママの疑問にお答えします。

 

鉄分とは?不足したらどうなるの?

鉄分とは全身に酸素を届けるミネラルのことです。成長を助ける、病気への抵抗力をアップさせる、血色をよくするなど、体にはなくてはならない栄養です。

 

そんな鉄分ですが、食事から摂れていないと、とくに成長の著しい生後6カ月~2歳ごろの赤ちゃんに鉄欠乏が起こりやすいといわれています。

 

どうして6カ月ごろから鉄分が必要なの?

赤ちゃんは生まれながらにお母さんから貯蔵鉄をもらっています。しかし、その貯蔵鉄は、成長する中でだんだんと減ってきます。そのため、生後6カ月ごろから食事で鉄分を補う必要が出てきます。

 

鉄分の多い食品

鉄には、体への吸収率が高い「ヘム鉄」と吸収が低い「非ヘム鉄」の2種類があります。離乳食期に使える食品はどんなものがあるでしょうか?

 

【ヘム鉄の食品】

レバー、牛肉、鶏肉、かつお、まぐろなど

 

【非ヘム鉄の食品】

ほうれん草、小松菜、納豆、高野豆腐など

 

鉄分を食事に手軽に取り入れるには?

吸収率が高く、鉄分が多い食品として有名なのがレバーですが、毎日レバーはなかなか食べにくいものです。私は食べやすく手軽な食品から毎日取り入れることをおすすめしています。

 

たとえば、ほうれん草。体への吸収率が低い非ヘム鉄です。ほうれん草だけ食べてももちろんいいのですが、ビタミンCと一緒に取り入れることで吸収率がアップ!たとえば、にんじん。鉄分のほうれん草とビタミンCのにんじんを使ってスープを作ってみてもいいですね。

 

 

赤ちゃんにとっても、大人にとっても大切な鉄分。毎日の食事に無理なく取り入れてみましょうね。

 


保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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