私の初産年齢は30歳。出産をしてから現在まで、目まぐるしい日々を送っています。そんななか、痛烈に感じることがあります。それは30代に入ってから「物忘れ」が激しくなったこと。加齢だけではなく、ほかにも理由があったんです。その理由と対策をまとめました。
さっきまで覚えていたのに忘れる
幼稚園に通う娘のために、今日持っていくものを準備中、ベランダに干している体操服も持ってこなくちゃと思っていました。ところが別の用事をしてしていると、すぐに忘れる……。体操服を忘れたまま幼稚園へ向かい、途中で思い出す始末です。
さっきまで覚えていたのにすぐ忘れることが非常に多くなりました。「年をとるってこわいなあ……」と、私は物忘れが激しいことをすべて年齢のせいにしていました。ところが別に理由があったんです。
脳の疲れやストレスが原因であることも
よく考えると、出産を機に物忘れが激しくなったことに気付きました。「育児」という責任が自分にのしかかり、20代に比べて断然毎日が忙しいです。いつの間にか心の余裕がなくなり、忙しくて寝不足になるなど、疲れが取れない日が続くことも。
物忘れが激しくなった理由のひとつは「脳の疲れやストレス」だったんです。人生で大きな転機を迎える30代前後。このころから物忘れがひどくなったと感じる人は私の周りにも意外と多いです。
物忘れを改善するには?
忙しい日々を送ることは充実しているといった見方もありますが、やはり休息をとることも必要だと感じています。あれもこれもしなくてはならない、頭がパンクしそうです。こんな状態では物忘れが激しくなっても仕方がないですよね。
休めるときには休む、趣味を楽しむなど気分転換を図ることも大切だと思いました。少しでも心に余裕ができることで忘れていたことを思い出すなど、物忘れ対策につながっています。
忙しい毎日を過ごしていると、体だけではなく頭も悲鳴を上げてしまいます。ストレスのためすぎも物忘れの原因になることを知りました。また、生活に支障が出るほどの物忘れは「若年性健忘症」の可能性も。家族だけでなく、自分の体も大切にしたいですね。(TEXT:ママライター田中由惟)
現在ログインしていません。ログインしますか?