子育てをしていると、生理中のママの様子を子どもに見られてしまう機会がありますよね。そんなとき、みなさんはどうしていますか? 聞きたいけれど、人には聞きにくい! 今回は、私自身の生理中の対応についてお伝えしたいと思います。
言葉を話さないうちは、生理中も気にせず
わが家の娘が赤ちゃんのうちは、後追いなどもあったため、トイレに一緒に連れて行くことがありました。生理中の場合は子どもの目の前でナプキンを替えることも。
また、お風呂の際も娘の目の前でナプキンを替えることがありましたが、反応は特になし。2歳近くになり、いろいろわかるようになってきたので、ちょっと気になりましたが、やはり反応がなかったため、生理を隠すこともなく過ごしていました。
2歳半ごろに「なんでパットつけてるの?」
娘が2歳半になったころ、お風呂の際にいつも通りナプキンを替えていると「なんでママもお姉ちゃんと同じようにパットつけてるの?」と突然言ってきました。そう、ちょうど上の子がトイレトレーニングのためにパンツにパットをつけていたころでした。
そのときは生理も終盤で出血もほぼなかったため、「お母さんも、お股から汚れが出ることがあるからね」と、咄嗟に言うと「そうなんだ~」という返事で話が終わりましたが、これからは生理中の対応を考えないといけないかも……と感じたのでした。
いつか説明する年齢になるまでは生理を隠すことに
まだ女性の体の仕組みを説明するには早いと感じ、私の場合、それからは子どもたちに出血を見られないように心がけました。
お風呂に入る直前にトイレでナプキンを替え、お風呂場では子どもに見られないよう、先に子どもたちを裸にしてお風呂場に入れ、自分はその後パパッと脱いで入るようにしています。そのため、娘に一度指摘されてからは、子どもたちに気付かれないまま過ごしています。
現在、長女は9歳になり、胸がふくらんできました。あと1~2年もすれば生理が始まるころなので、ちょっとずつ「お母さんになるための体作りが始まっているんだよ」と教えるようにしています。
著者:石原みどり
知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。