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娘がトリリンガルで困ること 【ママの体験談】

この記事では、トリリンガルの娘さんを持つママの体験談を紹介しています。娘さんがトリリンガルで困ることは娘さんの言語が不明、数の教え方が難しい、文字の教え方が難しいということなのだそうです。

学習している子供

 

現在、北アフリカのモロッコに住んでいます。モロッコの教育水準は決して高いとはいえませんが、語学教育に関しては、アラビア語、フランス語が共通語となるため、幼稚園(プレスクール)のときから、アラビア語とフランス語を学ぶこととなり、自ずと国民の大多数が2カ国語を話せることになります(幼稚園に入れない家庭もあります)。

また、わが家の娘は大半の時間を日本語しか話せないわたしと過ごすため、今のところ主な会話は日本語。必然的に、3歳の状態で三カ国語を学んでいることになります。

 

【困ること1】娘の言語が不明

フランス語もアラビア語もほとんどわからない私にとって、娘の言っていることがわからない、という以前に、娘が何語を話していることがわからないことが多々あります。

アラビア語もフランス語もまったくわからない状態でモロッコの幼稚園へ娘を入れてから早10カ月。娘は先生や友だちが話していることを大方理解しているようです。

そして幼稚園から帰ってくると、なにかしら一生懸命伝えてくれるのですが、何語を話しているのかわからない。日本語でないことだけはたしかです。しかたなく、アラビア語もフランス語もわかる夫の帰宅を待ち、何語なのか、なんと言っているのかを聞くことになります。

 

【困ること2】数の教え方が難しい

すでにわたしを超えて、フランス語、アラビア語、日本語で、10までではありますが数を数えられるようになった娘。

 

しかし、物の個数を説明するときに、フランス語とアラビア語が混ざったり、アラビア語と日本語が混ざったりします。どう正していいのかわからず、放置していますが、今後、算数を学び始めたときに混乱しないか心配です……。

 

【困ること3】文字の教え方が難しい

最近、幼稚園でも文字を習い始めた娘ですが、同時に日本の幼児教育の教材をとっているため、ひらがなも同時に学び始めました。

日本の教材の中に、「“あ”のつくものを集めよう」というコーナーがあり、アリ、アイスクリーム、アヒルの絵が描いてあります。娘は、嬉々として「アリ、アイスクリーム、カンナジョンヌ(アヒル)!」と教えてくれます。幼稚園でもいろいろなものの名前を習っているため、アヒルだけがフランス語になってしまうのです。これも正し方がわからず放置してしまっています。

 

小さいころから語学を習わせると、理屈ではなく身につくのでいいと言われていますが、理屈のまだまだわからない子どもに正しい言葉を教え込むのはかなり困難なことだと感じました。

結果、放置して、すべての言語がめちゃくちゃにならないかと不安です。そんな思いが杞憂で終わるように、試行錯誤しながらサポートしていきたいと思っています。


4歳女児の母。旅行雑誌編集デスク、アルバイト情報サイト編集長を経て、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。現在、モロッコ在住。自身の経験からママたちと共有したい情報を発信中。

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