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知っておきたい!2017年6月から値上げする商品やサービス

2017年6月から値上げする商品やサービスをお伝えします。まず1つ目は、はがきと一部定形外郵便の値上げ。次にお酒(特にビール・発泡酒・第3のビールが対象)の値上げ。その他、バターや電気・ガスの値上げもあります。値上げをしたからと言って量を減らせないものもありますので、無駄遣いがないか、その他のものが節約できないか、考える機会にしていただければと思います。


 

商品やサービスの値段は、毎月いずれかの分野で上がったり下がったりします。例年1月または4月が多いのですが、2017年は6月に値上げする商品やサービスが少なくありません。気付かずに値段が上がっていたということがないように、今年の6月に値上げした主なものやサービスをお伝えします。

 

1.はがきと一部定形外郵便の値上げ

6月1日からはがきの料金が52円から62円になります。なお、来年の年賀はがきは52円に据え置かれます。また、定形外で規格(長辺34cm×短辺25cm×厚さ3cm)を超える郵便物の料金が重さごとに設定され、規格外の料金は値上げとなります。

 

例えば、100g以内の郵便物で上記の規格内の大きさであれば、料金据え置きの140円ですが、同じ100g以内でも規格を超える大きさの場合は220円となります。詳細は、日本郵便のホームページをご確認ください。

 

日本郵便HP

http://www.post.japanpost.jp/service/fee_change/

 

2.お酒(とくにビール・発泡酒・第3のビールが対象)の値上げ

3月31日に国税庁から「酒類の公正な取引に関する基準」が告示され、6月1日から“正当な理由なく、酒類を総販売原価を下回る価格で継続して販売すること”が禁止されます。

 

かんたんにいうと、お酒を原価割れの安売りすることが禁止となります。とくにビール・発泡酒・第3のビールは、目玉商品として原価割れで売られていることがあるため、実質値上げとなるお店が多くあります。1缶数円から10円程度が想定されていますが、今後の国税庁の取り締まり(違反するお店は酒類販売免許の取り消しの可能性も)次第でさらに値段が変わりそうです。

 

 

3.バターの値上げ

大手乳製品メーカーで家庭用バターが、6月1日出荷分から1.1%~1.2%値上げします。乳牛の飼育数の減少で材料の生乳の値上げが原因です。一部メーカーのバターは5月に同程度の値上げを始めています。

 

4.その他の値上げ

タイヤはメーカーにより5月または6月より平均6%程度の値上げをしました。電気料金・都市ガス料金も大手各社が値上げを継続しています。今後、一部宅配便の料金が10月に値上げ予定となっています。

 

 

今回の値上げは、ぜいたく品というより生活に密着しているものが多いです。値上げをしたからと言って量を減らせないものもありますので、無駄遣いがないか、そのほかのものが節約できないか、考える機会にしていただければと思います。

 


1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等、多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。

 

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