当時1歳だったわが子は、なき虫で内気。集団生活の場でうまくやっていけるのかなど、先が見えない不安にかられがちでした。
しかし、今では手に負えないほどヤンチャです。今回は育児をとおして気付いた、今いちばん大切にしたい気持ちについてお伝えします。
人が苦しみ悩む理由はココにあった
私はママ歴6年です。まだまだ親として未熟者ですが、育児をとおして気付かされることがたくさんあります。そのひとつに、「人はなぜ苦しみ、悩むのか」ということです。
「待てない」「これから先がどうなるか分からない」。これら2つが、苦しみの大半を占めていると思うんです。たとえば、陣痛がいつ起きるか分からない不安を感じたり、わが子が集団生活の場でうまくやっていけるか心配になる。先が見えないから人は悩むということを痛感します。
悩むだけの毎日はもったいなかった
内気だった1歳のわが子が、今では手に負えないくらいのヤンチャになったなど、今では悩んでいたことが嘘みたいに思うことがたくさんあります。悩んでいることが数年後には笑い話で終わることが意外と多いです。
まだ現実に起こっていないことを先取りして悩むことが大半だったので、ちょっともったいなかったなと感じます。振り返ればあっという間に過ぎていくわが子との時間。悩むだけの毎日はやめにしようと決めています。
いざ困ったら困ったときに悩め!
今、悩んでもどうにもならないことであれば、「困ったら困ったときに悩めばよい」くらいに私は腹をくくっています。その方が気が楽ですし、むしろわが子をかわいいと思う気持ちの方を大切にしたいです。
そして、寝る前にわが子と一緒に絵本を読む時間や手をつないで散歩をする時間など、子どもといて楽しいと思う気持ちで胸いっぱいにしたい。そう思うことで育児が楽しくなります。
特に初めての育児は分からないことばかりで苦しみ悩むことが多かったです。悩むのが決して悪いことではありませんが、少しくらいズボラになってもよかったと感じています。子どもといて楽しいと思う気持ちを大切にしてくださいね。(TEXT:ママライター田中由惟)
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