わが家は東京にあり、公共交通機関がとても発達しています。以前は車の免許がなく、いつも電車やバス・タクシー・徒歩で移動していて、それでもいいと思っていました。でも、子どもを育てているうちに車の免許がほしくなり、今では車移動が多くなりました。運転する以前と今の比較体験をご紹介します。
免許をとるまでの不便
当時、子どもは2人でした。年子兄弟で、2歳と1歳の子どもが同時に病気になることも多くありました。
そんなときは泣き叫ぶ子どもを両手に抱え、タクシーで病院に行ったり、一人をおんぶしてもう一人をベビーカーに乗せて、15分以上かけ、病院まで歩いたりしていました。また、救急で遠くの病院までいく時には、タクシー往復で6,000円することもありました。
気候がいいと難なく感じることも、雨や冬の時期は病気でぐったりしているところに負担をかけていたように感じます。
猛勉強をして運転免許を取得!
年子を抱えての育児で、公共交通機関では不便だということを痛感し、猛勉強で運転免許を取得しました。自分で運転できるようになった最大のメリットは、やはり通院です。
感染症の時期も、診察ギリギリまで車で寝て待たせていられたり、天候に関係なく、子どもに負担をかけず病院まで連れて行くことができます。また、車の維持費はかかるものの、急病時のタクシー代で慌てることもなくなりました。
慣れない運転時に注意していたこと
免許取り立てでいきなり子どもを乗せて運転することになったので、とても緊張し、運転に慣れるまで大変でした。はじめのうちは夫に一緒に乗ってもらいました。
子どもがうるさく、運転に集中できないと感じたときは、大きい道で左に寄せて止まって対応したり、出発も余裕を持たせて出るようにしました。
そして、駐車が一番苦手だったので、病院の駐車場は早く行っていちばんで入るように。グーグルマップを活用し、事前にリサーチすることで大きな事故もなく、運転に慣れました。
地域柄、免許があるけれど運転しないというママさんも多くいます。運転に慣れるまで大変ですが、その先に育児が楽になるメリットがたくさんあると思っています。(TEXT:ママライター武山あゆみ)