私が住んでいる町では、いくつかの幼稚園が認定こども園に移行してきています。末息子の来年度入園に向け、認定こども園を見学させてもらいました。実際に見学してきた認定こども園についてや、私が疑問に思っていたことなどをご紹介します。
書類上の認定こども園とは?
私は、上の子たちとは違う幼稚園に入れようと思い、2歳の息子の幼稚園探しをしていました。その過程で、市役所で認定こども園についての説明を受けることに。
認定こども園は、幼稚園を利用できる1号認定の子どもと、保護者の就労や介護などの条件を満たしている必要があるものの、保育所や小規模保育事業所を利用できる2号認定・3号認定の子どもが利用できる施設ということです。その際、1号認定の場合は、園との契約、2号認定・3号認定の場合は市との契約となるということでした。
説明を受けても、入園条件が違う子どもたちが一緒にいるというのがピンときませんでした。
私が疑問に思ったこと
私の疑問は、保育所として利用している場合と幼稚園として利用している場合があるなかで、認定こども園自体の機能は幼稚園なのか保育園なのかということでした。
そして保育所として利用している場合、長期休みも保育所のように見てもらえるとのことなのですが、幼稚園として利用している場合、長期休みはどうなってしまうのか、制服は全員同じかということでした。
個人的に認定こども園の見学へ
事前に電話で見学予約をし、実際に認定こども園の見学に行ってきました。そして、認定こども園の様子を見て、ようやく理解できました。
私が見学に行った認定こども園の子どもたちはみんな同じ制服を着ていました。そして、先生とお話するなかで、日々の活動は幼稚園の内容で行っているとのこと。また、長期休みは幼稚園として利用している場合は別途料金で、子どもを預かることができるということでした。
やはり長期休みの預かりがあるということで人気があり、プレやきょうだいを優先していて、確実に入園したいならば1歳から行動し、2歳児プレに入るのがいいようです。
4月から始まったプレは5月時点ですでに満員とのことでした。幼稚園探しも早め早めに行動しないと行けないと感じるできごとでした。保育園も幼稚園もすんなり入れる世の中になってほしいと感じています。(TEXT:ママライター武山あゆみ)